平成23年6月25日 CKX
整備を頼んでいる福川マリンに事故船等が入って、ごまがらEvolutionのスラスター整備は少し遅れそうだと。 前後シフトレバー・アクセルレバーの調整をしていただいて、油圧回りはちょっと後からということになった。
出航しても問題ないということでしたので、昨日から泊まりがけの湯布院での会合後ゆったり10時から出航。
潮は8:30に干潮で登り潮だから良い感じ。 予報によると朝鮮半島に近づく台風の影響が午後から出るだろうと、波は宮崎北部で3mの予報なのでやや不安。 まぁ、高ければすぐに帰ればよいと決めていた。
津久見湾は波が無く快晴。 観音を過ぎてもほとんど波が無いが、上浦側に入ると南からのうねりがあるのではと思っていたがそれもなくて…
ポイントに着くと南風が強い。 極めてゆつくり潮が南に流れているが風に押されて上手くない。 干潮から2時間経っているが潮が小さいのでもう少し待つと良いのかも もっと南の五目釣りポイントで仕掛けを入れた。
良い群れに当たらないのでアンカーを上げようとするとまたも根掛かり。 なんとか抜き上げることに成功したが、頻繁に根掛かりするので、岩場用アンカーをメインに使った方がよいのかなぁと思う。
初めのポイントにもどってみると、ゆったり潮が動いているのでまずは浮き流し。 船は風に押されて北へ、潮は南で釣りにくい。 潮よりも風が強くて浮きはバウ方向に流れていく。 かなり流したところでヒット クロが続けて釣れた。
段々と潮が強くなり船が南へ移動したので、浮きを外して天秤仕掛けに変更。 潮と風が拮抗し船が横を向いているのでうねりをまともに受けてぐらぐらと釣りにくい。 梶を当てて船の向きを制御しているが、潮や風の影響で右舷側が潮下だったのが突然反転し左舷側が潮下になったりするので、竿を出す位置を変えるのに手間取る。 後部デッキテント(オーニング)が無ければ割と簡単なのだろうが、竿が長くテントがじゃまするので両側に竿と仕掛けをセットしておいて釣った。
潮が速くなり、風も強いので、船は横向きのまま。 しかもうねりも大きくなって、ごまがらEvolutionは左右にガランゴロンと揺れる。 揺れるので魚の取り込みに苦労した。
竿先のラインを取るラインフックで引き寄せて、天秤を上げ仕掛けを手繰る。 魚が強く引くと仕掛けを握る手をゆるめ切られないように… ぐらぐら揺れる船の上で仕掛けとタモを両手に持っているとバランスが取りにくくて苦労した。 一匹釣り上げて仕掛けを入れ直す手返しが遅くて効率が悪い。
まぁ、釣れたしうねりで釣りにくいので14時に錨を上げた。
いつも波が高くて問題の間元・保戸島間も穏やかで、津久見湾にはいるとさっきまでのうねりが嘘のように静かだが、津久見方面は白く霞んでいる。 かなり雨が激しいのかな? ゆったり走ると燃費がよいので17ノット程度で走る。 観音を過ぎたあたりで、日代を見ると真っ暗 凄い雨が降っているのだろう。 幸い今日はほとんど雨に降られないままだったが、津久見側は強く降っているところも多いようだ。 レーダーレンジを少し広く設定すると、雨によるノイズが見える。 こんなにノイズが強いのはかなり激しい雨だろう。
操舵室にはまだ、先日の油圧装置過加熱の臭いがすこしするなぁ… と思いながらそろそろ千怒一文字だと走っていると またも煙り! あわててスロットルを戻した。
ピューという電子音が微かに聞こえる
操舵輪右側についている 自動消火装置
エンジンルーム温度は正常だが温度検出部がエラーしている可能性もあり、自動消火装置が動作したのかと焦りながら消火装置のつまみを右に回して見るともっと大きな消火装置作動テスト音が聞こえた。 装置が作動したのではないことが確認され 良かった! やれやれと思っていたが、すぐに原因判明。 DCアダブターから白煙が出て、ピューという音がしている。
壊れたノートパソコン用アダプター
あんまり安くなくて信頼性のあるものを探さなくっちゃ
すぐに音は止まった、電解コンデンサーのパンク音だったのだろう。
過酷な使用条件でもないのになぁ? 触ってみるとかなり熱くなっていました。 この影響で、拡声器 扇風機等を制御するブレーカーが落ちていましたが、アダプターを外してスイッチを入れると復旧し一安心。
帰港後、デッキの片付け。 ホースで汚れを落とし、電動リールや竿を真水に浸した雑巾で拭いて収納。
魚を上げて締めて、血糊も落とす。 イケスに水栓をしポンプで海水をくみ出す。
船には真水がないので毎回少し持参しますが、雨が多いこの時期はデッキのバケツに結構雨が溜まっていて便利。 デッキテントに雨樋を付けて雨水をためるように工夫しようと思っている。
帰港から片付けて帰るまで毎回30分以上結構時間がかかります。
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