平成23年6月12日 CKX
朝から激しい雨 うーん今日は何をしようか?
うだうだしているのはもったいない、そう思っていたら雨も降り飽きたのか止んでしまった。 ちょっとだけ餌を買って昼前に出航。
少し霧があるが問題ない、でも一応レーダーを動作させながらポイントを目指した。
いま、思えばその時、若干船足が遅いような気がしていたのです。
観音﨑を過ぎて、作り瀬も越えたあたり 中間点よりも保戸島に近いところにさしかかった時、突然異音が!
大きな音だったが単発だった、反射的にスロットルをもどして原因を確かめようとしたところ、今度は異臭。
まずい、オイルの臭いかと思うまもなく白煙が 水温計を見るも、通常の範囲内。 しかし、エンジンルーム温度計は55度となっていて通常よりも15度以上高い。 発電機を回していないのにこの温度は異常! オイルというと後部スラスターかと後部デッキにあるスラスター操作パネルスイッチを見るとON状態。
しまったぁ 油圧装置を動作させながら高回転で長時間エンジンを回したため、装置が加熱されたに違いない。
キャビンのジュウタンをめくり、エンジンルーム点検ハッチを開けると白煙が出ている。 が、炎は見えないようだ。 自動消火装置が動作するような高温ではないようで、エンジンルーム換気ファンを2つとも動作させた。
どこかが燃えているのではないかという恐怖!
小型の消火器を手元に置いて様子を見るが変化はないようだ。 まずは連絡しなくてはと、福川マリンへ電話連絡し何とか港へ帰る旨伝えた。
15分ぐらいで帰港する予定だったが、白煙が出た後高回転でエンジンを回すのはリスクが高いので、セーブして帰ったため30分くらいかかってしまった。
港に着くと福川マリンの社長が来ていた。 帰って来んので心配したでぇ と 曳航する船を出す用意をしてくれていたらしい。
早速エンジンルームに潜り込んで点検してくれた。 過負荷でオイルが吹いているなぁ と 油圧関連が高温になっているが、大きな損傷はないようだ。 オイルが減っているだろうから後で詳しく点検するのでそのままハッチを開けて自然冷却して と いうことで 被害が大きくならなくて良かった。 でもたぶんいろいろ不具合箇所が出てくるのかもしれない。
白煙が出ている時の写真! もちろんありません。
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