平成23年9月11日 CKX BSC
BSCから電話でイカ釣りに… と頼まれていたが台風が来たり仕事とのスケジュールが合わなかったりと延び延びになっていた。 やっと日程が合って出航。 もうかなり時期が遅いのでイカの姿が見えないかも。
前日BSCは自艇キングフイッシャーⅢで出たが、上浦側の波が高くて良いポイントへいけず、小鰺に終わったと。 今日も波があるのだろうなぁ。
イカ釣り前にイサキを狙おうと午後出発することに、昼過ぎに船に行き、フロンドグラスへ撥水剤を塗り込んだ。
午後2時前にBSCが到着。 撒き餌2角と付け餌を買ってきてもらった。 久々にBSCを乗せて出航。 PET(電子簡易海図)やソーラーベンチレータなど装置の話をしながら東へ。 まだ津久見港内だが、やや波があるのでポイントは揺れるだろうなぁと。 一番気になる間元と保戸島の間、大潮の干潮でとても浅くてハラハラするが波はなく問題なく通過した。
上浦側へ出ると風は強くやや波はあるものの釣りに問題ない状況で、いつものポイントには3艘ほど浮かんでいた。
大潮で干潮から時間が経っているので、かなり早い流れになっているだろうと思っていたが、アンカーを落としてみるとほとんど潮が流れてなく、風に押されて船は真横をむいた状態となった。 両舷から釣るにはとても釣りにくい。 私が潮上側になったので、浮きを使って流し釣り仕掛けを入れた。
1時間ほど経過したが、あたり無し! 潮が強くなり南風に打ち勝って船が南になりポイントがずれたのでアンカーを打ち直した。
アンカーを巻き上げるBSC
水平線から船の揺れがわかります。
アンカーが海底から外れると船は潮に押され潮流と直角に
タイミングによってはここまで傾くのか! というくらい傾きました。
2度ほどアンカーを打ち直して仕掛けを入れるとBSCに大きな当たり。 良いサイズのイサキが3つついて上がってきた。 俄然やる気になったが、BSCばかり釣れ4対1位の比率でBSCが釣り上げる感じ。 釣れている棚に合わせたのだが、実際の長さがだいぶ違うのだろう? 結構強い流れで水深と同じ深さを普段は狙うのだが、BSCの合わせている数字はずいぶん浅い。 その数字に合わせて釣ったが…。
潮と風がぶち当たってかなり波が大きくなった。 気がつけば周りの船はずいぶん前にいなくなりごまがらEvolutionの貸し切り。 パラパラとは釣れるがいろいろ棚を変えてもBSCのような入れ食いモードにはならなかった。 段々と大きなうねりになって上下に1m以上揺られる。 大波が船尾に当たって飛沫をかぶる初体験しました。
餌を使ってしまったので終了! 結構釣れたし型も大きく大満足だ。
時計を見ると午後5時半。 かなり早いが、アンカーを上げてイカを釣るために豊後水道中央、四国に向かって進もうと思っていた。 保戸島を回って帰るのか? とBSCが聞いてくるので… えっ!
イカ釣りに行きたいって言うから沖に向かうが… と言うと 波があるので帰ろうと言う。 たしかにかなり波が高いので… ならばこのまま保戸島を回って帰ることにした。
高甲岩が近づいて来たが、よく見ると保戸島から高甲岩と続くその先に激しく白波が立っている。
以前、めぐと間元が霧で見えないときにレーダーを頼りに保戸島を回って帰ったことがあった。 その時すごい波に出会って怖かったことを思い出した。 今日は大潮! たぶん潮流の影響で大波になっているのだろうと判断し、引き返して間元を通過し、津久見湾に抜けた。
日没後または、霧で潮目の波に気づかずに突っ込んだらと思うとゾッとする。
釣果は型の揃ったイサキが沢山。 クロも一匹釣れた。
大きいイサキに満足。
波が高くてイカ釣りに行けなかったので、今シーズンのケンサキイカは多分終了。 もう少しすると太刀魚とモイカ釣りだなぁ。
保戸島の東 高甲岩灯台
|
|