2004年 平成16年10月3日
ごまがらクラブは,度重なる台風被害にもめげず復旧作業に着手しました。まずは壊れたアンテナの撤去作業から・・。
こうやって外して間近に見ると台風の猛威にあらためて驚かされます。
次回は残りの撤去とアンテナ設置&ケーブル換装。まだまだ大変な労力が必要です。
でも台風をものともせず,むしろ被害のたびにグレードアップするのがごまがら精神!?
今回もアンテナは懲りずに同じもの,もしくは一部グレードアップしてWW SSBで再デビューの予定?
タワーから下ろした14MHz6elマストが見事に曲がっている
ステージの上で第3タワーアンテナ撤去作業左:第3タワーの7M3エレ,28M6エレを外してステージにのせ
マストの交換
奥は14M6エレの撤去とケーブル配線まで終わった第4タワー
下:第2タワーの半分になった3.5MCD78Lの撤去。乗っているのは
エレメントを外した21M7エレのブーム
第1無線小屋が下に見える。ステージの足場が怖い!
クランクアップタワーなので、もちろん使わないときは縮めている。 地上高は8mほど。 通常なら、そんな高さのアンテナがここまでダメージを受けるのは考えにくい。 しかし、南斜面から駆け上がった台風の風は、平地で吹く風の何倍にも増幅されているのだろう。巨大な3.5M用CD78Lのマストクランプが真っ二つ!!苦労して取り外したマストクランプ第2タワーの曲がったマスト
二重にしてましたが台風には無力・・アンテナが載るのを待つだけになった第2タワー換装を待つケーブル群発電機小屋も崩壊寸前・・・水が浸入していたバラン。シールが意外と甘い事に気が付く。今回の小さな収穫
どんなに情熱を傾けても所詮趣味! 遊びで命を落とすことのないように、高所作業時には全員必ず安全帯を装着している。 高所作業車やクレーンが入る場所ならばどんなに楽だろうかといつも考えてしまう。 事前にアンテナを取り外しておくことができれば被害もないだろうに。
クランクアップでは最低地上高がどうしても10m弱必要で、リスクが高い。 強力な自立式タワーに、アンテナを地表近くまで下ろす事ができるアンテナエレベータ方式がよいのかも? ただ、自立鉄塔の強度が心配、視線を張るとアンテナの昇降ができないし…。
直径60ミリの鋼管パイプに鋼管を入れて二重構造にしていたのだが… むちゃくちゃ重くて風の力では曲がらないと思っていたのですがねぇ。 今回、バランの防水構造の甘さに気づいたが、高耐圧で内部にはオイルが入っていると思っていたのだが… まぁダミーロードと違って大きな電力を消費するものではないからだろうが、内部の簡単な構造にちょっとがっかり。 そういえばエナメル絶縁のバランでSWRが無限大になったトラブルもあったなぁ。