アンテナが!
1994年
無線機から音が聞こえない! SWRを測定すると無限大。 おかしいなぁと調べてみると、アンテナに繋がるフィダーが途中で切られている。
我々の無線小屋近くには榊がたくさん自生していて、それを採取して市場に卸す人がいるらしい。 榊の束を蔓でまとめて運ぶのだが、手近にあったアンテナフィーダーを使ったようだ。 切り口はたぶん鋭利な鎌で切られたのだろうスパッと切断されていた。
その頃は5D2Vだったが、ぶっとい10D2Vが我々の標準となったことと、配線の位置を変えたためフィダー切断という問題は起きなくなった。
なにより怖かった!…
1993年頃
この頃、クラブハウスは作ったがクラブとしての利用率は低く、コンテストにエントリーもしていなかった。
私、CKXはDXCCに燃えて夜な夜な無線小屋へ行って新しい国や地域と交信するのを楽しみにしていた。
昔々臼津峠のトンネルに幽霊が出るという噂もあったが、父母も他の親族も寺関係の私は幽霊なんて… 山の無線小屋に一人でいても何ら怖く感じたことはなかった。
山の無線小屋は今のように携帯電話もなく、ましてパケットもつながらない。 ある方から「珍しいところが聞こえたらお互い連絡しませんか?」と私のアクティビティと耳と飛びの良さに提案される方もいたが、電話がない環境だと答えたこともありました。
その日も、21時頃無線小屋に到着し、14や21MHzでDXを追いかけていた。 もうそろそろ帰ろうかと思った午前1時前、突然ドアをトントンとノックする音がぁ
「こんばんわぁ」と声がして いやぁ心臓が口から出るのではと思うほど驚いた。 ドアを開けると中年の男性が立っていた。 話を伺うと
自家用車に144や50MHzのアンテナと無線機を積んで各地の移動運用を行っている方で、昼過ぎに林道の見晴らしのよいところに車を留めアンテナをセットした時に無線小屋があるのを発見した。 夜になって無線小屋に明かりがついたので挨拶に行こうと思ったが、ちょうど50MHzのコンデションがよくて挨拶に伺うのが数時間遅くなった。 とのこと。
狸や猪それに幽霊やお化けは怖くないが、やっぱりなにより人間が一番怖いですね。
道の真ん中で!
1995年
コンテスト準備と、アンテナの調整や工具倉庫の組立などを行うべく無線小屋へ。
真夏の日曜日早朝だった。 林道を登っていくと道の真ん中に車が留まっている。 プップーとクラクションを鳴らすも反応なし。 助手席の後輩に「ちょっと退いてくれって言って来い」と言う 車に近づいたら慌てて返ってきた。 「CKX!裸です僕はだめです」と言う ええっ! しかたなく降りて近づくと若い男女が真っ裸で寝ているのがチラッと見えた。 見ないようにしながら、ガラスをノックし退いてくれと伝えた。 若いカップルは無茶驚いていたようだ。
エンジンを動かしてエアコンをガンガンにかけて寝ていれば音が聞こえないだろう。 わざわざ覗きには行かないが、道の真ん中は迷惑だな。
探検の末に…
1997年
無線小屋の林道が毎年少しずつ延長され現在は臼杵市乙見までつながっているが、工事中は臼杵のすでにあるいくつかの林道と途中でつながって、臼杵の何処に降りられるのだろうかと興味津々。 手作りの道路案内で「野田ダム」と表示されている林道に入ってみた。 先がどうなっているのかわからない道ならば徒歩で入ってみなくてはならないのに… 横着にも大きな1BOX4WDで入ったのが間違い!。 無線小屋から続く林道は尾根を走っているのでつながっている道はどれも下り坂、かなり荒れた林道だが、何とか苦労しながらも4キロ近く進んだ。 ずいぶん標高も低くなってきたようだ。 人が歩く程度の速度で、崖に作られた林道を下る。 左側は木も無くてすごく高く怖いがこの調子だと無事に人家のある場所に到着できるかなと思いながらハンドルを切って崖を回り込むと… なんと道が無い! 崖崩れで道が無くなっている。 やっと人一人通れるほど崖に残っているだけで車は進めない。 もちろんUターン出来る道幅でも無く、バックで脱出を試みたが10mほど後ずさりした所でスタックしてしまった。 さぁ困った! 携帯電話をかけようとしたが圏外!こんな車で入るんじゃ無かったぁ…と悔やんでみても仕方ない。 車を降りて、息が止まるような思いをしながら崩れた道に残った細い道の後を渡って林道をどのくらい歩いただろう、やっと野田ダムが見え始めた。 ダムに公衆電話BOXがあって、ちょうど休みだったJE6LHMに連絡し迎えにきてもらった。
さて、問題は車! JR6HVEの親父さんに相談したところ、パワーショベルで救出してみようとなった。 数日後、林道までリース屋に小型のパワーショベルを運んでもらい、HVEの親父さんが操縦するパワーショベルに乗ってスタックしている車に到着。 車のシャーシにロープをかけて救出し、少し道幅のある場所まで時間をかけて移動させた。 ロープの位置を変え、車を回頭させ私が運転し見事救出成功。 いやはや怖い思いをしました。 お礼も受け取らないHVEの親父さん、心から有り難う。 でもパワーショベルのレンタルと運搬料で数万円かかってしまいました。
最悪なお客さん!…
1997年
説明書を探していたら。 一番嫌なお客さん「野ネズミ」の巣を発見。 野ネズミは小さな隙間からでも侵入します。 以前、ケーブルをかじられて大変な目に遭いました。
ダニの心配もありますので、ケーブル工事をした後は確実に穴をふさいでおく必要があります。机の引き出しに野ねずみの巣が…
こんなところで!
2011年
無線小屋の整備に仲間と山に行った。 すると、「うわぁこんなところでう○ちしているわ」と声が聞こえた。
我々のクラブハウスは入り口にブロックを積んでいるのだが、その階段状になったブロックに…
「狸か猿じゃないの?」と私がいうと 「いやいや、動物は紙で尻を拭かないわ」って 適度な高さがあって、う○ちがお尻に着かないし、足場もよいのは判るが。 あまりに身勝手! そういえば津久見の四浦半島では釣り人が辺り構わず、撒き餌で汚しゴミはそのまま、さらに同じようにう○ちを船の陰や漁具近くでやっていて非常に困るという話を聞いた。
どちらも日本人として恥ずかしい行為だ。
連続パンク
1999年
1999年にクラブハウスまでの林道が舗装されるまで、林道には道を切り開いた時の尖った小石が散乱していた。 無線小屋へ1BOX4WDで登っていくと、途中でパンク! ジャッキアップしてスペアタイヤと交換してそれこそ何キロも走らないうちにまたもパンク。 交換するタイヤがなく携帯電話で自動車整備屋に連絡を取って救援を要請した。
いいものみっけ!
2000年
無線小屋からの帰り道。 林道に真新しいリュックサックが落ちている。 あぁハイキングしていた人が休憩したときに忘れたのだろうと。 車を止めてリュックサックに手を伸ばそうとしたときに人の気配を感じた なんとライフルを手に隠れているハンターに気づいた。 「シシ撃ちですか」と声をかけると「いま尾根からこちらに犬で追い落としているんよ」と ハンターの気配に気付かずリュックを拾い上げていたら ズドンと撃たれていたかなっ?
脱輪して!
2001年
リニアを修理して、無線機小屋に設置した。 JSRと一緒にリニアを設置したので臼杵側に降りてJSR宅へ向かっていた。 雪が降り出して、臼杵望月林道の上であろう事か側溝にタイヤを落としてしまった。 溝が深くてジャッキが咬まない。 陽も落ちて助けを呼ぶにも場所が判る人がいない。 いろいろ考えた末に義父なら場所が判るかもしれないと思いつき、電話するとすぐに駆けつけてくれた。 持参したブロックを敷いてジャッキを咬ませてやっと脱出できた。
オークション詐欺!
2001年
今では落札次点の情報がわからないようになっていますが、オークション連絡以外のメールは無視した方が安全です。
趣味のアマチュア無線や釣り具にコンピューター用品など時々インターネットオークションを利用しています。
少しの差で落札できなかったオークションに対して下記のようなメールが届きました。
以前も一度メールが来たのですが返信せずにいたのですが、落札次点の人に、さも出品者を装ってメールを送りつけるというTVニュースを見て、こんな手口もあるのかと感心しそれらしいメールに返信しなくて良かったと思ったところでした。
今回、立て続けに怪しいメールが届きましたので、皆さんへ報告します。 落札者が辞退することはあることですが、こんなに頻繁に発生するはずもなく、またそれぞれ3~7万円くらいのちょっとした落札金額でしたので、詐欺のターゲットとして最適だったのでしょう。
みなさん気をつけましょう。
はじめまして。突然のメール失礼いたします。
YAHOOオークションの落札者のkeifish1957です。
この商品を落札させて頂いたのですが、私の都合によりキャンセルさせて頂こうとしたところ、評価のこともあり出品者様がキャンセルは受け付けられないとのことでした。
こちらが商品を引き取ることを条件に、お取引は無事終了となりましたが、私としてはこの商品が必要なくなり困っています。そこで相談なのですが、入札されていた金額¥35,000でお引取りいただけないでしょうか?
今回はこちらの都合によるものなので、送料等はこちらで負担いたします。
一応他の方へも声をかけていますので、ご検討頂けるのであれば、お早めにご連絡下さい。※お取引をご希望にならない場合、返信は結構です。
keifish1957
初めまして、masuda0825 と申しますオークションご参加ありがとうございました。
ご相談したいのですが、上記題名の最高落札者の方と交渉したところ、家庭の事情で、入金が再来週以降になってしまうのでもし待てないようならキャンセル料を支払うのでキャンセルにしてくれないかとの事でした。
私としては最高落札者の方に悪意があったとは考えられませんし、落札者の繰り下げに対して、出品者あるいは最高落札者の評価にマイナスが付いてしまうのも事実です。もし差し支えなければ、貴殿とのお取引を考えたいと思いますのでご検討願います。オークション手数料3%に関しましても最高落札者の方が責任を持ってご負担されました。
料金に関しましても当方は入札額でお譲りしたいと思います。
送料に関しましては最高落札者様からのキャンセル料でこちらが負担いたします。
私としてはスムーズなお取引を希望致します。
お手数ではありますが、前向きにご検討くださいますよう宜しくお願いします。
次の方にも問い合わせをしたいのでキャンセルでもご連絡下さい。
よろしくお願いします
はじめまして、ヤフーオークションで、 リニアアンプ を出品していた[ヤフーID: asd_94]
と申します。 実は第一落札者の方とご購入いただけることを前提に連絡を何度かとらせていただいていたのですが、第一落札者様ご自身の都合で落札件をキャンセルしてほしいということになってしまいました。 ただ悪い評価がつくのを気になさっておりまして、第一落札者様のほうからのご提案で他の落札者の方と入札金額の差額分とオークションシステム使用料は第一落札者様が出来る限り、ご負担いただけるとのご提案を頂きました。 第一落札者様の都合でのキャンセルなのですが、私自身メールや電話で話させていただいた中でその方自体は悪気があったとは考えられませんでした。 きちんと誠意ある態度での対応をしていただいてますし、ましてや差額分などのご負担もいただけるとのことですので他の入札者の方と連絡を取りお取引を進めさせて頂こうと思い、にこちらのヤフーメールのアドレスにメールを送らせて頂きました、もしメールをご覧になられ、購入をお考えでありましたら、ご連絡いただけませんでしょうか。 他の入札者のかたにも連絡させていただいておりますので今回は連絡が先にとれた方・金額に関係なく迅速に対応して頂ける方にお譲りしたいと思っております。 商品の金額は先ほども書かせていただいておりますように差額分は第一落札者が負担するするとの事ですので、入札金額の87,000円でお譲りしたいと思います。 ですが、迅速に対応頂けるようでしたら金額は応相談にて決定したいと思います。出来る限りご希望に添える金額になれるよう努力致しますので、前向きに考えて下されば幸いです。 尚突然のキャンセルだったためこちらも急ぎですので取引方法はご入金を確認後の翌日の発送という形を取らせて頂きますのでご理解頂けるかたのみお返事をお待ちしております。 確実で迅速なスムーズなお取引をさせていただけたらと思います。 突然のメールで困惑されたかもしれませんが、ご検討のほどいただきましてお返事いただけたらと思います。 それでは御検討の上良いお返事をお待ちしております。また当方仕事用のアドレスですので返信はcampus_note@cyber.ocn.ne.jp_上記に御願いします。またヤフーメールとの相性が悪く迷惑メールフォルダーに届く場合もございますので24時間以内に当方から返信がなければ再度メールでのご連絡を御願いします。受信ボックス以外に迷惑メールフォルダーに届いている場合もございます。
またネズミ!
2006年
五月の連休も終わって、近頃コンテストもなく無線小屋に行くことがなかったが、野イチゴの季節になったので、先日無線小屋を覗いてみた。 休憩ハウスを見てみると... なにやら落ちている。
こっこれは! ネズミの糞だぁぁ
最悪最低のお客さん、野ねずみが入り込んでいる。
21日夕方帰郷しているHVEと娘を連れて無線小屋に行った。 部屋の中にある座布団や毛布を出して廃棄処分。 敷いてある絨毯も剥がして廃棄処分。 部屋中の荷物を外に出した。
椎の葉をせっせと持ち込んで巣を作ったのだろう。
部屋の隅に鼠の巣を発見! かなり頭が良いようで、何度も出入りしているようだ。 出入り口はたぶんフィーダーの引き込み口だろう、しっかりと詰め物をしていなかったと反省。
三匹の野ねずみを確認したが、一匹が部屋の隅に逃げ込んでしまった。 他の二匹は部屋の隅に逃げ出さないように段ボールで堤防を作って掃き出しの窓から外へ逃げてもらった。囓られたチョコうどんは完食されていた。
フクロウがやってきた!
2010年 平成22年
私JR6CKXの中学2年の娘 JE6DIYが6m&Downコンテストに出た。 サポートするため私も無線小屋に泊まっていました。 6エレCQと標高の高さのおかげで10Wでも結構遠方まで飛びそれなりに楽しめていたのですが、出ている局とあらかた交信してしまいなかなか新しい局が見つからなくなってきた、午前0時! ガタガタッと突然大きな音に驚いた。 ずいぶん前から使わなくなっている無線小屋のルーフタワーが倒れたのだろうかと窓を開けると。 第一無線小屋と第二無線小屋の間になんとフクロウが! 隙間が狭くて羽が広げられずジタバタしている。 見つめているととても慌てている様子なので窓を閉めると落ち着いたのかバサバサと飛び立って行った。 小学校高学年の頃、怪我をしたのか巣から落ちたのか覚えていた無いが、フクロウの幼鳥を育てたことを思い出した。
ラリー競技場に!
2011年10月
さぁ、一年で一番ビックなコンテスト! WWDX Contestが近づいてきた。 夏眠作戦からアンテナも復帰させて準備は大体OK。 ややリニアの調子が悪いので調整やその他準備に山に。
前日山に登っていたJSRから、ダンロップなどの幕や黄色いロープなどが林道に張られてラリーでもあるのかもと連絡を受けていた。
臼津峠から林道に入ろうとすると若い男性二人が「ここから先は進入禁止です」と高飛車にものを言うので、カチンときた。 「警察からの許可ももらっている」と言うので見ると臼杵警察署の道路使用許可証だ。 大学の自動車部員の二人に「臼杵警察署が許可を出しても、ここは津久見だ、道路の途中にある無線小屋に行きたいから責任者と話を…」というと 学生らは携帯電話で上の者と話して、競技開始まで時間があるので通行させてくれた。
無線小屋で、リニアの調整やスタックの位相制御装置を作っていると、キュルキュルとアスファルトを擦る音、チューンしたエンジン音などが聞こえてきた。 自分で参加はしないが、ラリー番組は大好きだし、F1よりもWRCが好きな私。 折角、津久見に何台もラリー車が集まって大分県大会? 九州大会?が行われるのだから、観客を動員すればいいのにと思ってしまう。 それに、林道を競技の場として使うなら臼杵・津久見の市報に告示しておく必要があるだろう。 今回は幸い、WWDXContest当日ではなかったから良いが、もし、コンテスト当日に通行止めなんぞ言われても。
いろいろ考えていたところ、競技の音もしなくなりラリーが終わったようだ。 15分ほどして無線小屋のドアをノックするので開けてみると、ラリー関係の男性が二人立っていた。 そちらも準備など大変だろうが、こちらもこれらのアンテナ群と無線機をそろえてコンテストに備えている。 事前広報が足らない。 ラリー団体のホームページはあるのかと尋ねると、無いそうだ。 いろいろと意見を言ったので、次回我々の無線小屋に通じる林道でラリーを行うときには事前連絡が間違いなくあるだろうと思っている。
牛肉ステーキに!
2012年 平成24年1月
BARTGRTTYコンテストに、JH6JSR JR&BSC JR6CKXが参加した。少し濃い醤油味のきりたんぽ鍋
午後9時開始なのでその前に贅沢に比内地鶏のきりたんぽ鍋 正月に用意していた残りを冷凍していたものだが、むちゃ旨い。 きりたんぽ鍋は比内地鶏の出汁でないと駄目だそうだ。
さて、問題は二日目! 今回のコンテストはいつものカップ麺やレトルトと違ってグルメにと考えて 二日目のメニューはステーキ。 でも、和牛は高いのでオージービーフを用意していた。 価格も激安。
1月なので外に出しておけば冷蔵庫に近い温度なので安心していた。こっこの黒いものは!!!鼠のフンのように見える!
さぁ、二日目の飯をと用意を始めたところ… 黒いブツブツが目についた。 うーん、はじめは昆虫かと思ったが動かないので違う! 鼠のフンだ。鶏肉の残りと鍋具材の残りで調理
焼けば大丈夫!いやいや 流石にこれは駄目でしょう。 三枚で980円なのであきらめもつきます。
昨日の比内地鶏の肉も少し残っていたのだが、こちらは大丈夫。
その鶏肉と鍋具材の残りを使ってチキンと野菜の塩焼きそばを作った。
なかなか良い味だった。