7月27日

電装トラブル 漂流 

 平成18年7月27日     CKX 寺井 

 午後4時に出航。  今回は久々に無垢島に行ってイサキを狙い、その後イカという計画ですが、無垢島はポイントがまだわからなく、今ひとつ。

060727a.jpg津久見湾を後に無垢島へ爆走中。 後ろに見えるのは黒島。

 無垢島にはノーゼやカモと呼ばれる第一級の瀬もあるので、船のポイントもあるはずなのですが… 小鰺が沢山釣れました、ミニイサキもかなり釣れたので、ビックイサキもどこかにいるはずですがね。

060727b.jpg無垢島から保戸島を望む。 潮の透明度は抜群。

 新月でイカ釣りには最適、釣り初めて30分ほどであたりがある。 潮と船が同調していてイカ仕掛けがきれいに沈んでいる。 シーアンカーを打つのは結構面倒。 パラパラと釣れたが、今日はイカの棚が3尋から15尋と広がっていて釣りにくい。
 無垢島の南から流して臼杵湾に入ったところで潮目に捕まり回りはゴミでいっぱい 流される方向も変わって南向きに、流されるようになった。  潮目から抜け出してシーアンカーを入れようと作業しゴミをペラにまかないようにチルトアップしようとするが… 動かない。 エンジンスターターを回すが、こちらも動かない。
 ほんのさっきまで動いていたのに。  デッキライトがつかない。 リモコンサーチライトも、エンジンタコメーターの照明も 航海灯やキャビンライトなどは正常。 たぶん前の持ち主がメイン回路から分岐して取り付けた機器の回路が断線したみたい。  
 時間は23時 バウモーターでトロトロ帰ろうと思いセットしようとすると、ガンネルが丈夫に太くなっているのでカチッとセットできずモーターが浮き上がってしまう。
 携帯は幸い圏内でBSCに電話するも出ない。 朝まで漂ってから連絡しようとも思ったが、携帯圏外に流される可能性も高く、福川マリンに恐縮しつつ電話。 状況を説明して迎えに来てもらった。

060727c.jpg曳航されるごまがら号。 ロープと引き船の航海灯が見える

 幸い、波も風もなく穏やかな海。 GPSで場所を知らせた。  他船にアピールするためと福川マリンが見つけやすいように発電機を回してイカ集魚灯は点けたままにしておいた。 
 1時間もしないうちに福川マリンが到着。  エンジンスイッチやバッテリー端子を確認したが問題箇所が判らない。 海上でしかも夜なので原因究明は後回しにして、ロープで曳航してもらうことに。  5ノット程のゆったりスピードで帰りました。

 なんだかんだで港到着は午前2時   無線が趣味なので電気に関しては詳しいつもりでバッテリー上がりなどには準備万端なのですが、今回はお手上げでした。 船の配線は結構いい加減! 一気にこのボートの電気設備信頼度が低下してしまいました。
 港到着後、先日から活かし籠に入れていた大型イサキ4匹を上げて寺井先生へ差し上げた。
  今日の釣果  小鰺70匹 イカ20杯

 翌日、福川マリンより電話。 原因はリモコンサーチライトとデッキライトをエンジン主回路から分岐して取り出した事によるヒューズ切れ。 ヒューズは船外機内部にあるため夜の海上ではなかなか作業が困難でしょう。 アクセサリの電源はエンジン回路とは別の電線を這わせて取らなくてはならないのに。  前の持ち主の間違った改造とはいえ勉強になったトラブルでした。

今回の場所

漂流場所


gomagara.JPG
FC-23HT 定員10名

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IMG_7372.jpg
UF-29   定員9名

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