2007 

ARRL RTTY Roundup
2007 Jan

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 今年は天気がすごい大荒れでタワーを半分しか上アげられず局数がノびないため早々に店仕舞いしてしまった。  アンテナが壊れないか心配しながらの運用はつらい。今冬はEU方面のコンディションが悪い気がする

2007 ARRL RTTY Contest
Band 北米

南米

欧州 アジア オセアニア アフリカ 交信数 カントリー
3.5
   

 
7 13 37
55
14 50 64 56 13
187 35
21 39 24 8 
77 18
28
   

102

32%

8

2%

67

21%

118

37%

26

8%

0

0%

321

53


[結果]
321局交信 
Multi Operator Single Transmitter部門 (無線機を操作する者が複数いて無線機は1台という部門)
世界8位 日本1位

BARTG Sprint Contest
2007 Jan

 詳細記録なし

[結果]

579局交信  

WPX RTTY Contest

2007 Feb

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 絶対確実と思っていた民間移管のプロジェクトでまさかの落選!  大きな市ならば適正な判断がなされたと思うが、津久見市はちっちゃな街でいろいろと表に出ない事があるのだろう。
 ということで、気分真っ暗 テンション下がりっぱなし。 コンディションも昨年からガタ落ち。  
  体調不良も重なり今回も早めに撤収。唯一7MHzが楽しめた。

[結果]

1157局交信 マルチバンドマルチオペ部門 全世界10位 日本1位

BARTG HF RTTY
2007 Mar

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3年連続世界チャンプ獲得中のコンテストだが、年々コンディションは悪くなる一方  それにまったくモチベーションがあがらず予定より早く撤収してしまった。  
  21Mコンディションの落ち込みがひどい。7エレでもほとんどEUが聞こえず。
[結果]
588局交信

CQ WPX DX Contest Phone
2007 Mar

詳細記録なし
[結果]
477局交信

All Asian DX Contest Phone
2007 Sep

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近くに台風がいないようなので、14Mのアンテナをコンテスト期間中のみ復旧してオールアジアPHに参加した。

【一日目】
オールアジアはかなり久し振りの参加。スタートはあいかわらず北米の参加が少なく局数が伸びない。
15時ころから3時間ほど雷雨と空電でバンドがまったく使い物にならず。 山で雷に会うとすごく怖い。ひたすら通りすぎるのを待つ。  暗くなってから予想以上にEU方面の調子が良かったのが意外だった。
過去10年くらいの14M優勝記録を確認すると700局弱なので、コンテスト知名度や参加総数がJIDXと大差ないのだろうと思っていたら、1日目でクリアしてしまった。 昨年まで参加していないし、夏はアンテナをたたんで活動フィールドを海に移しているのでオンエア自体久しぶりで様子が良くわからない。
しかし自分だけが調子いいはずはないので二日目もちゃんとやっておかないと・・。  結局、一日目は深夜2時近くまでバンドが使えた。

【二日目】
朝の北米はやはり少なく閑散としている。日中はほとんど相手がおらず、運用しなくても結果にたいした影響はないが、ほかにする事がないのでだらだらとアジア・オセアニアを相手にランニング。
この季節は暗くなって勝負..と思っていたら昨日ほどのコンディションではなく、結局一日目の半分にも満たずに終わってしまった。
マルチは85C,27Z。ゾーンはマルチではなかったので気に留めていなかったが思ったより少ない。出来ていなかったのは2,6,8,10,11,12,29,33,34,35,36,37,40。やはり中南米,アフリカはこちらから探しにいかないと増えない。

参加前は、過去の記録から800局程度を目標に置いていたのだが土曜夜の好コンディションで、予想外の大台に到達した。 しかしクラスターを見ると14MはなんだかJA6のレポートが目立つ。GCE,WFM,ZPRが交互にアップされている。どうやら2局とも14シングルの様子。熊本勢の出来が気になるが、特にGCEはstrongなどの修飾詩つきレポートが多く、さすがにかなり飛びが違うようだ・・。 久し振りのコンテストだったが、予想以上のコンディションでシングルバンドながら、けっこう楽しめたコンテストだった。
[結果]
1016局交信 14MHzシングル JA2位

CQWW RTTY Contest
2007 Sep

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AA TESTに続きWW RTTYも昨年と同じSO14HPで参加した。
まだもう少し台風に対する警戒が必要なため、この時期にコンテストへ参加するには金曜日から準備する必要がある。いちばん楽しめそうな14Mのアンテナを組み立てる事にしたが、WWの付くコンテストはオールバンドで出たい。10,11月はビッグコンテストが目白押しだが、もう少し後ろに移動してくれないかな・・。

【一日目】
驚くほど1ケ月前のオールアジアと似通った結果になった。
今回も一日目のほうが調子がよく、もしかしたら初日で昨年の826局に届くかと思ったくらいだった。
ただ、もう少し北米方面が出来るかと思ったがけっこう厳しかった。特にカリブ方面は、見えているのだがWの壁が厚く呼ぶ時間を惜しんでいたら、結局ゾーン8はなんとかゲット,9はとりこぼしてしまった。
VEも昨年よりもかなり少なく感じた。結局月曜の朝が運用できなくなったのも影響して北米だけは昨年より大幅減となった。

【二日目】
日曜日の夜、突如SWRが跳ね上がって運用できなくなった。すでに暗くなっていて、しかも一人だったのでタワーに登るのはあきらめ翌朝点検する事にした。
大台越えを達成してこれからというところで12時間を残して突然の終戦が訪れたのは残念だった。

最終結果は局数とカントリーは2割増だが,ステートはかなり減らしてしまった。ゾーンは昨年より1つ積み上げ、35とれた。出来なかったのは2,9,12,36,37。カリブと同じくアフリカのニューマルチを取るときもEUの壁がけっこうきつかった。
モードは違うがオールアジアと比べると局数は変わりなかったが、参加者のワールドワイドな広がりが感じられた。やはりWWの付くコンテストは違う。
昨年も感じたが、コンディション低下にもかかわらずこのコンテストは確実に参加者が増加している。数年前まではRTTYのシングルバンドで4ケタなんて考えられなかった事だ。今後が楽しみなモードである。

月曜朝、夜明けとともに点検したらケーブル中継用コネクタの接触不良だった。点検に時間がかかったので発生中の台風もないことだし、大丈夫だろうとアンテナをそのままにして帰ったら、早速台風15号が発生し急速に発達して台湾を襲っている。次の土曜日に慌てて解体に行ったが、やはりこの時期はまだまだ安心できない・・。
[結果]
  14MHzシングルバンド部門 1058局QSO 世界11位 JA1位

JARTS RTTY Contest
2007 Oct

詳細記録無し
[結果]
100局交信 

CQWW SSB Contest
2007 Oct

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 今年もいよいよお祭りがやってきた。
二週間前に台風対策からの復旧作業を実施したが、第三タワーが上がらなくなっており、いきなりピンチ。
モーターの始動トルクが足らず、すぐに過負荷となる。タワー自体も第二タワーにくらべるときしむ音がする。とりあえず至急モータを注文した。

[一日前]
結局、モーターは届いたがプーリーが外れず地元の自動車工場に依頼するなどしているうち、いよいよ明日にせまった。  少し早めにJJ1RJRが空路到着したためJR6CKXが出迎え、その足で山へモーター交換作業に向かう。  モーターに水が侵入していて、交換すると無事タワーがあがった。07wwss02.jpgモツ鍋屋で作戦会議その後大分市で合流し、近くのもつ鍋屋で作戦ミーティング。  昨年の反省や今年の目標などを話合い盛り上がる。
[初 日]
07:30予定時刻に山へ到着。今年は3名体制のため久しぶりにMSにエントリーする事に。  アンテナを上げ、N1MMを最新版にバージョンアップしたらもう開始時刻。 発電機を新しくしてからPW1用のコンセントが一つしかなかった。  マルチステーションはベアフットでも十分と高をくくっていたら、カリブにまったく歯がたたない。   北米が一段落した昼過ぎ、電源系統配線手直しのため一度停電作業をする事になった。 すると、今度はN1MMの再起動がうまくいかない。07wwss03.jpgオペレートハウス CKX RJR   結局前のバージョンに戻すことで解決したがかなり時間ロスした。こういうことは前もってやっておかないといけないのだが、準備不足はいつものごまがらペース??  
  コンディションの方は昨年よりかなり悪い感じ。特に21Mがぱっとせず昨年のペースを大幅に下回った。唯一夜中の7Mが昨年よりいいペースだったが、ここまで昨年の2割減。  
[二日目]  
21Mコンデイションの復活に期待したが、変わらず。昨年の半分以下に終わりそう。 最終日朝、14,21Mともランニングのペースがあがらず、マルチ探しに終始した。  14Mはなんとか1000局に届いたが、トータル2000局には僅かに及ばなかった。  昨年は2TXだったとはいえ、目標を昨年と同等に置いていただけに残念。07wwss04.jpgオペレートするJR6CKX

[バンド概況]
80m 耳に全く自信がなく、一度もランニングせず。ビバも壊れたまま。今後の強化最優先バンド。北米と出来ていない。
40m 今回昨年より好調だった唯一のバンド。北米向けのランニングが足りなかったのが反省点。低い地上高を考えると健闘したほう?
20m MSなので昨年より減らしたのはしょうがない。なんとか大台には乗せたがコンディションは良くなかった。最近シングルで出たAA,WWRTTY時と較べ、バンドクローズが早かった。このバンドは運用時間数がものをいう。
15m これが本当にWW?と言いたくなるような状況。ゾーン8は取ったがなんと5を取りそこなった。最終日朝までVEがニューで残っていた! 北米僅か58局が全てを物語る。東日本勢の出来が気になる。
10m 始めから期待していないのでワッチ不足。ランニングも一回しかやらなかった。EUもUゾーンくらいならやれたかも?

[総 括]
 久しぶりのMSでの参加ではあったが、目標は昨年M2での2500に置いていた。しかし、もともとローバンドが力不足なのでハイバンドの不調が痛かった。
80mを強化しないと、実質4バンドで勝負している感じ。来年への課題にしたい。マルチはインターネット環境構築のおかげで昨年から大幅アップ。
全体的には昨年より更にきびしいコンディションだった気がする。カリブやアフリカはこちらになかなかビームを振ってもらえず、北米,欧州と競合する事が多くかなり苦労させられた。今年はベアフットの局はあまり楽しめなかったのではなかろうか?
 しかし、いろいろ課題はあるがなんとか今年も致命的キなトラブルがなく参加できて良かった。

[結果]

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交信数1993局 マルチシングル部門 日本1位

WAE RTTY Contest
2007 Nov

 記録詳細なし

[結果]

交信数445局 シングルOP 部門 日本2位

CQ WW CW Contest
2007 Nov

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  今年もJR6HLRが帰省してWW CWに参加した。   CKXは仕事、SSBに参加したRJRはパラオからの参加で2名での参加になったた。マルチシングルで参加のつもりだったが、HLRが日曜夜までとなりフル参加が無理なため、しばりのない2TXにして楽しみながら運用することにした。


1日目
  8時過ぎに到着。発電機起動、タワー上げ、CPU立ち上げと一連の準備をしていると、パラオのRJRとのスケ
  ジュールを約束していた08:30になった。21Mでアンテナを向けると59+30dbと予想以上に強い。  
  コンテスト開始がせまっているので、エールを送り準備再開。  
  9時過ぎにHLR到着。N1MMをCWにセッテイングしてコンテスト開始。14と21でスタートしたが21は北米がほとんど聞こえない。夕方のEUもゾーン14が聞こえてこない。合間にコントローラが壊れてSSB固定の調整になっているCD78をCW用に調整した。ハイバンドがNGなので14Mはかなり混んでいる。7Mも期待どおりワールドワイドにオープンしているようだ。  

  2日目
  日曜朝の北米は21もなんとかオープンした。夕方になってやっとゾーン14と出来たがイギリスやスペインなど奥の方は結局できなかった。しかしその向こうのアフリカは聞こえ、3Xは3バンドでゲット。貴重なゾーン34からSUに呼ばれうれしかった。14Mは朝の北米が好調でHLRが快調に捌いていた。  
  夕方のEUが一段落したところでCKXが夕食の差し入れにきてくれた。シリアスな参加でもないので、3人で食事をしながら近況などを歓談。HLRは月曜早朝に発つとの事でここで下山した。  
  コンディションは二日目以降のほうが少し良かった気がする。月曜朝は14Mでカリブ、中南米がよかった。

  出来なかったゾーン : 2,36,40  
  Z07:TI,HP,H7   Z08:KP3,HI,C6,J88 Z09:HK,P49,PJ2,P40,PZ
  ゾーン34:SU   ゾーン35:3X   ゾーン37:5X  
  ゾーン38:3DA,ZS   ゾーン39:3B8,VQ9  

  コンテスト終了後RJRと予定通り14Mでスケジュール。クラスターをチェックすると100回以上アップされている。
  全バンド強力に入感し全て交信できている。呼ばれ続けたためマルチがとれていないとの事だったがなんとも
  うらやましい話。かなり楽しめたようだ。  
  これで今年の主なコンテストは終了。来年はもう少しCWの参加をふやしたい。

[結果]

交信数1182局 M2部門 日本3位