Operators QSO
JH6JSR エントリー:SOAB HP
Summary for 2003 World-Wide RTTY WPX Contest
Band
Point
Ctys
Prov
3.5
0
0
0
0
7
0
0
0
0
14
135
135
17
0
21
264
264
35
16
28
1
1
0
0
Total
400
400
52
16
ARRL RUに初参加しました。いつも北米方面は成績が悪いのでARRLと名の付くコンテストは敬遠気味でしたが,どの程度の規模のコンテストか出てみました。
このコンテストは年末年始休みの最終日で,しかも日曜夜中の3時開始,月曜朝09:00終了という日本の標準的なサラリーマンにとっては,間の悪い気のするコンテストです。
開催時間も30時間中24時間の運用制限なので,せめて日本時間で土曜開始,日曜終了にしてくれるとありがたいのですが...
さて,コンテストの方はCKXが都合つかず,帰省したクラブ員もいなく (いてもこの日程では参加不能か..)シングルオペでの参加になりました。
朝06:30に現地についたのですが,WWCWの時の発電機ファンベルトの緩みを思いだし,調整しました。どうもベルトがかなり伸びてしまっているようで,プーリーを限界まで広げても緩みが完全に取れない..。試運転してみるとファンはちゃんと回ってくれているようなので,不安はありましたがほかに打つ手もなくこのままやる事にしたのですが....。
その他ANT,RIG,CPUなどの準備をしていたらもう8時。
すでに100オーバのNoをおくっているJAの局もいて完全に出遅れてしまいました。
もともと日曜,月曜朝の北米とのおいしい時間帯はあきらめていたのですが,結局日曜朝の数時間しかWとできず,総局数の18%しかできませんでした。
このコンテスト,変わっているのは開催時間だけではなく,ポイントが自国同士もW,EUでも同じ1点です。そのせいか,北米よりもアジアのほうが多い結果となってしまいました。
RTTYのコンテストは同一カントリーでもポイントになるのがほとんどのようですが,W,EUとは差をつけてほしい気がします。アフリカなどは10点でもいいかも....hi
やはり,今回もさっぱりのコンディションで1局ハワイとやったのみでした。
たまにのぞいてもアジア,オセアニアが少し見えるくらいなので,マルチが全バンドを通じたカウントだった事もあって,バンドスコープでオープンしていない事を確認するのみで,10分間ルールにしばられてレートを落とす運用はしませんでした。
もう6エリアではWがあまり聞こえてこないかもしれませんね。2月のWPXコンテストコンディションに期待。
今回もメインバンドでした。
出遅れた事もあって東日本にWでかなり差をつけられてしまいました。
それも西海岸のカリフォルニアばっかりの印象で,今回は東海岸とあまりやっていない気がします。
それでも,夕方EUがオープンしてからは6エリアの本領発揮。快調にとばしてやっとナンバーがJAのトップクラスに追いつき一安心。
RTTYは数局から同時に呼ばれると文字にならずお手上げです。タイミングを外してショートで呼んでくる局がピックアップしやすく,呼びに回ったときの参考になります。
このバンドでありがちな,だらだらとしたぱっとしないコンディションでメリハリがなく,意外とのびませんでし
た。ただ,6エリアからは国内に対して有利だったかな....。
トラブルで運用できませんでした。
やはり発電機の不安は的中しました。突然停電しあたりは真っ暗。山中に発電機の非常停止のベルだけが
鳴り響き,ベルを止めると突然の静粛と暗闇。人里はなれた山中に一人いる事を実感してしまいました。
懐中電灯1本を頼りに点検すると,ファンベルトが外れてのオーバヒートでした。
もうこれ以上調整代がなく,ベルト交換が必要と判断。これからローバンドへというところで下山しました。
途中CPUのトラブルなどで実質10時間ちょっとの運用でしたが,24時間フル参加すればかなり楽しめる感触
を得ました。来年からはクラブのコンテストカレンダーに組込むようにしようっと...。
CPU,発電機のトラブルで写真を撮る余裕がありませんでした。
次回WPXRTTYではコンテストの様子もアップしたいと思います。
BARTG SPRINT 初参加2003 BARTG SPRING の世界1位に気をよくして,今年はSPRINTにも初参加。
今回の第1送信機とJR6CKXルールにマルチTXに関する記述がなく迷いましたが,山のシャックに上がると無線以外する事がないため,2人ながら2TXでやる事にして,M2というよりSO×2といった感じのスタイルで運用しました。
このコンテストは21時から21時とALLJA感覚でフル参加できました。
去年のマルチオペの記録をみると748局。たぶんシングルTXの記録かなと思いながらも,EUから遠く離れた極東のハンディを考慮して,2TXでの目標とする事に...。
初日は夜中のEUが勝負と,特に7Mを期待していたのですが,ほとんど聞こえず...。14Mなどは,無線機かアンテナが壊れているのかと思うほど静かでがっかり...。この時点ではもはや目標には遠く及ばないだろうと諦めていました。今回の第2送信機セット
朝方のWはエリアマルチは確保したものの,たいした事なく終わり,東日本の局からはこちらよりも大きなナンバーをもらう事もしばしば...。まぁこれはいつものパターン...。でもARRLの時とちがって,東海岸や中米とも結構できました。
こうなると期待は夕方からのEUでどこまでのばせるか...。21MはUゾーンから東欧と順調にオープンしていくが,その先DL,F,G,EAあたりがなかなか聞こえてこない。
19時くらいで終わるのかと思ったらしり上がりに調子がよくなり,14と21で競いあうように局数を伸ばし,終わってみればほぼ目標をクリア。最後の5時間で半数以上を稼ぎ出し,夜中のストレスを解消できました。 今回からデスクトップPCを常置することに...。RTCLをインストールしてさぁセットアップ開始....たっ立ち上がらないぃぃ。
ずっと使ってなかったPCなので,サウンドカードのドライバーがおかしい模様。写真はコンテスト開始間際にサウンドカードを交換するJR6CKX
OS標準のドライバーをあててみたがだめ。急遽下山して,ドライバーと予備のサウンドカードを取りに帰る事に。
準備の悪さは伝統的。コンテスト直前にいつもドタバタするごまがらクラブです。hihi おりからの寒波襲来で
夜中は氷点下。津久見は九州でも温暖なほうですが標高500mではこの気温。
南国育ちはマイナス表示を見ただけで震え上がります。発電機の燃料補給が寒かった...。
Summary for 2004 BARTG RTTY SPRINT Contest Callsign used: JA6ZPR
Entry Class: Multi-Operator(2TX) BARTG賞状 Output Power: 1000W
Callsign for Multi-Op: JH6JSR,JR6CKX
Band Qsos Pts Ctys Dist Cnts
80M 8 8 0 1 0
40M 64 64 14 3 1
20M 328 328 33 18 4
15M 307 307 18 6 1
10M 5 5 0 0 0
------ ------ ------ - ---- ------ ------
Total 712 712 65 28 6
712(Points) x 93(Multis) x 6(Continents) = 397296
エリアマルチ 28/38
W 10/10, VE 6/10, VK 3/8 ,JA 9/10
2005/4 :掲載
2004BARTGSprintのアワードが到着。
結果は惜しくも世界2位だった。
WPX RTTY Contest
今年のビッグコンテストのトップバッター,WPXRTTYに参加しました。
このところRTTYコンテストに連続参加ですが,太陽黒点数が減少の一途にもかかわらず
常に前回記録を上回ってきました。
参加者が年々増加していて,今のアマ無線界では一番トレンディなのかもしれません。
今回も前回記録更新を目標に参加しましたが,今年はとんでもないお客さんが......。
[今年の目標]
去年が1200局だったので,03WWRTTYのクラブ記録1478を目指すことに...
28Mは厳しい状況が予想されるので,得点が倍のローバンドに秘密兵器?も用意しました。[結果]
28Mが壊滅状態のわりには,なんとか去年の記録はクリアできましたが,気分的には不完全燃焼でした。 原因は招かざるお客さん...「春一番」の襲来です。よりによってコンテスト当日に来るとは...。
九州地方は14日の昼前から風が強くなり,シャックのある山頂では時折ものすごい突風が...。
台風なみでシャックの小屋ごと吹き飛ばされそうな感じで肝が冷えました。
これまで風には痛い目に合わされてきているだけに,止む無くクランクアップタワーを半分
まで下げての運用を強いられました。冬は木の葉が落ちるため,風当たりがとても強い。
台風だと強くても足早に去っていくのが普通ですが,日本海に発達した低気圧が入り込み,
結局翌日の午前中まで延々と南風が吹き荒れました。
名付けてバレンタインストーム。 台風より始末の悪い春の嵐でした。
Summary for 2004 World-Wide RTTY WPX Contest
Callsign used: JA6ZPR
Entry Class: Multi-Op, Multi TX, All Bands.
Output Power: 1000W
Callsign for Multi-Op: JH6JSR JR6CKX JR6CKY第一送信機
14Mはゆったりとしたペースが続き,CQを出しながらソリティアに興じるCKX
(をいをい)
Band Qsos Pts Prifixs
80M 10 36 1
40M 189 940 40
20M 482 1275 167
15M 551 1511 268
10M 20 46 1
------ ------ ------ ------
Total 1252 3808 477
3808(Points) x 477(Multis) = 1816416
大陸別交信状況
BAND(Mhz) | 3.5 7 14 21 28 | ALL Percent
--------------------------------------------------
North America | 2 23 96 142 1 | 264 -- 21.09%
South America | - - 8 11 1 | 20 -- 1.60%
Europe | - 92 248 286 4 | 630 -- 50.32%
Asia | 8 68 114 100 10 | 300 -- 23.96%
Oceania | - 6 14 11 4 | 35 -- 2.80%
Africa | - - 2 1 - | 3 -- 0.24%
---------------------------------------------------
Total | 10 189 482 551 20 | 1252
初日はアンテナを下げていたため飛ばず聞こえず。夕方のヨーロッパも爆発力なく終わり,不完全燃焼。他のJA局のシリアルナンバーが大きく感じる..。
夜遅くJR6CKYが到着。夜も相変わらず強い風が吹き続け,アンテナのことばかりが気にかかる。
EUの不発で記録更新どころか,風が止まないと1000局の大台も危うい感じに.....。
翌日の夕方はようやく風も収まり,EUと快調なペース。なんとか昨年の記録にこぎつける。初日に伸びなかったのが最後まで尾をひいてしまいました。
[3.5M]
コンテスト直前の2/11,コンテストシーズンに合わせ,今年の秘密兵器ビバレージアンテナを作りました。
長年,計画倒れに終わっていましたが,ヨーロッパ向け北西に200mほど張りました。朝の早い時間帯が苦手なメンバーばかりで,結局EUを聞かず,Wが2局のみ。もっとローバンドのコンディションを考えた運用をしなければ...
[7M]
28Mの分までと思っていたのですが,3エレの調子が悪くかなりSWRが高い。キャパシティエレメントも折れたりしてて再調整が必要のようです。
フルサイズ化したいけど風が心配..。EU絶好調の時間帯に寝てしまうのも課題。hihi
ビバレージの方は3エレと比較するのも酷ですが,4波長以上あるため指向性はでている模様。
W方面はS/Nがかなり悪化しますが,EUに対しては信号レベル全体が落ちる感じ..。
ATTを入れたみたいでむしろ3エレよりも聞きやすく感じました。RTTYよりもCW,SSBのほうが効果がありそうです。でもやはり1.9,3.5用かな..。今後が楽しみ。延岡から駆けつけてくれた
JR6CKY
[14M]
このあいだのBARTGのようなオープンはなく,だらだらとしたQSOレートで確実に積み上げ。結果的には昨年の記録を大幅に更新。やはり腐っても鯛??
[21M]
コンディションはBARTGのほうが良かったように感じました。でもイーストコーストともそれなりに出来たし,2日目のEUは快調。初日の不出来が悔やまれます。
[28M]
このバンドはいつ聞いても寂しくなりました。去年は300以上出来たのに...。 MMエントリーですが2TX態勢だったので,QSOレート優先で14/21に専念しました。
2005/4 :掲載WWRTTY WPX賞状
アジア1位
結果は見事アジア1位。2000年もアジアウィナーでプラークを貰ったが,今回はドナー不足との事でアワードが来た。
さて,去年は思わぬ世界チャンピォンを獲得したBARTGSpringがやってきました。
前回は運用時間が短かったので,今年は1000局の大台を目指したのですが....。ポケベル中継局より譲り受けた10kva発電機 商用電源が停電した場合に自動起動する機能付き...
コンテストで使う燃料。
48H運用だと150Lくらい必要。高い電気代です
11時開始なので燃料,食料を調達して0930現地着。発電機のオイル交換を済ませタワーを上げてCPUのセッティング。 今回はワッチ用も入れて3セット組むつもりで家から870を持ってきたのだがI/Fの調子が悪くNG。
結局2TXでやる事に...。 日曜夕方からの21MでのEUを終えたところで900局超。大台に手の届くところまできましたが,月曜は仕事のため13時間を残して下山しました。 今回は去年の結果と比較分析してみました。
ummary for 2004 BARTG SPRING RTTY Contest
Callsign used: JA6ZPR
Entry Class: Multi-Op, Multi-Transmitter.
Callsign for Multi-Op: JH6JSR,JR6CKX
Band Qsos Pts Ctys Dist Cnts
80M 0 0 0 0 0
40M 73 73 20 15 0
20M 398 398 53 26 0
15M 422 422 66 25 6
10M 20 20 10 6 0
------ ------ ------ ------ ------------
Total 913 913 149 72 6
913(Points) x 221(Multis) x 6(Continents) = 1210638
椎茸が自然発生! アンテナの邪魔になるので伐採したクヌギにシイタケが!コマなど打ったわけではありませんが見事などんこ。 実は去年もこのBARTGの時に発見。CKXがもって帰って食べたところ家族に好評だったそうで,今年は更に豊作です。 もちろん今年もCKXが大事そうに持ち帰りました。hi
カントリー別ベストテン
W :United States 120 DL :Germany113 JA :Japan111 I :Italy50 UA :European Russia 45 SP :Poland 44
OK :Czecho42 UA0 :Asiatic Russia 27 UZ :Ukraine26 SM :Sweden 26 G :England18
Summary for 2003BARTG SPRING RTTY Contest
Callsign used: JA6ZPR Entry Class: Multi-Op, Multi-Transmitter.
Callsign for Multi-Op: JH6JSR JR6CKX JR6CKY
Band Qsos Pts Ctys Dist Cnts
80M 0 0 0 0 0
40M 17 17 12 0 0
20M 249 249 46 20 3
15M 344 344 55 21 3
10M 129 129 30 5 0
------ ------ ------ ------ ------ ------
Total 739 739 143 46 6
739(Points) x 189(Multis) x 6(Continents) = 838026
[局数]
去年は土曜の夜から20時間程度の参加だったので,増えてはいるものの大差ないペース。
[マルチ]
局数は増えたけどカントリー数は変わらず。エリアマルチはWとJAで完成したが21MのJAは4エリアと出来ず灯台下暗し。
VKは最大3だが参加局自体が3局だったような...hi
[カントリー別]
JAの増加が目立つ。参加局が確実に増えてきている証拠?ホストのGは今回ベストテン落ちだが,それでもWPXなどよりも確実に多い。
[ローバンド]
7Mは去年に比べると増えたがコンディションも耳も悪かった。呼んできているのはわかるがあと少しのところで見えない事が多い。
もう一歩ブレークスルーできると飛躍できそうなのだが,やはり高さ20Mでは力不足か? もう少しなんとかしたいところだが....。
3.5はワッチ不足で1局もやらず。今回のコンディションではWもEUもJAからは出来ていない気がするが2日目の夜はどうだったのか?....
せっかくのビバレージもコンディションには勝てず.......
[14&21M]
最後の方はDupeばかり。SPRINGはGMTの送受があって60局/H以上のハイペースは一度もなかった。RTTYはコンディション絶好調時にもどかしく,レートアップが課題。今回はやり尽くした感があり今のコンディション下では一応満足。
[28M]
最近出るたびに悪くなっている気がする。ワッチ不足だった事もあるが,今回はついに北米を見る事なく終わった。