2000

疲れが出たのだろう

 記念すべき2000年 しかし、疲れが出たのか昨年は年間交信局数が10863と最高数を記録したが、2000年は1478局と激減! 試練の年だった。

2000WPX-RTTY
2000 Feb/12-14  参加者 JH6JSR JR6CKX

今年のWPXRTTYは、いつもの通り人員不足! 2TX部門での参加となりました。

 1日目 

 午前6時に目覚ましで起床、「うーむ」眠たい、ボーっとして時間がどんどん経過。
山頂のクラブハウス到着は午前7時、発電機を起動して、タワーを伸ばしてと寒い中大変。
第4タワーのスイッチを入れるが全然動かない! いろいろ調べてみると、タワーのウインチ電源コードが数カ所断線している。 切れ方からししてネズミにかじれたようだ。 応急処置をして電源投入。 見事復活、しかしこのウインチは遅い。 伸ばしきるまで20分以上かかるのはいつもながら閉口する。  新鋭機IC756PROとシーター5000 ロギングCP 新鋭機IC756PROとθ5000                            ロギングCP  756PROはRTTYの解読もFBです。
 各アンテナを接続して見ると、28のアンテナが回らない、あれっ21も、しょうがないなぁ14シングル部門での参加にしようか、と14を主体に…、またまたトラブル。 シーター5000の表示が出ない。 別モニターを接続して何とか波を出すことができました。
 初日はCKX一人のためどうも気合いが入らず、ついついロギング用コンピューターでロギングを行わず仕事の文章を打っていたりと、不真面目OPになってしまう。 土曜日午後9時過ぎにやっとJSRがやって来てくれました。 二人いると互いに競い合って、交信局数がのびる。 このころになると送信メモリーの使い方にも慣れて、ある程度のスピードで交信できる様になってきた。 今回初めてIC756PROを使用しましたが、ツインピークフィルター等の働きも良好で、信号受信もかなりの性能でした。 

2日目

 日が昇って、28と21のローターをチェック。 21は室内コントローラーのコネクタが抜けていただけでしたが、28はどうもローテーター本体の不良のようだ、仕方ないので、ヨーロッパ向けに固定した。 21のコンディションがとてもよく、バリバリと局数を稼いでいる。 夕方になると28のヨーロッパも好調に。  ツインピークフィルターを使うとほとんど聞こえない信号でも解読率が高く驚くほどであった。
 CKX JSRともに月曜日はいろいろと忙しいので約500局交信した午後8時にQRTした。

2000WPX-SSB
2000 Mar/25-27  参加者 JH6JSR 

 WPX-SSBは三月最週末に開催されるが、年度末で忙しいときが多い。
 今回はOPが揃わず、JH6JSRがシングルバンドで参加した。

交信数  14MHzシングルバンド 477局
S14 JA1位

AllAsianDX-SSB
2000 Sep/6-8  参加者 JR6CKX JH6JSR  JI6MYW 

 仕事などでOPが揃わない。 当日になって3名参加が決まったが、なかなか気合いが入らなくて… Operat  JH6JSROperat JH6JSROperat  JI6MYWOperat JI6MYW
日出から聞いていた人の弁では沢山呼ばれていたのに21はテンポが悪かったそうな。 あのアンテナやはりどこかおかしいのでは。  結局、チラッと参加し途中リタイヤ。 交信記録も提出しませんでした。

WW-RTTY

続く23日~25日のWWRTTYコンテストも JH6JSR JR6CKXが参加し503局交信したが、書類提出せず途中棄権となった。

CQWW DX-SSB
2000 Oct/28-30
 参加者 JR6CKX  JI6MYW 

今年のWWはMYWと私の二人だけでM/Sでの参加に。例年の事ながら参加者の確保が問題です。

 さて、コンテスト開始の土曜日の朝 六時に起床してコンピューターや飲料水などを車に積み込みガソリンスタンドで発電機の燃料を仕入れコンビニで食料などを買い入れてクラブシャックへ…
 下界から見上げるとすでにクラブシャックのクランクアップタワーはアップしている。 MYWが現地に到着して準備をしているのだろう。 30分ほどで到着。
 今回は、M/Sでの参加のためコンピューターのセッティングやリグのセッティングは割と簡単に終了した。 ログソフトはzLOGを使用。 コンピューターはノートとデスクトップ 両方ともWindowMeのためるネットワークは簡単に接続できた。 いつもWindows95が混在しているためなかなかネットワークの各コンピューターが見えなくて時間を食うことが多いのだが…
 コンピューター関連の問題点は、最新自作のデスクトップが度々RFの回り込みでフリーズしてしまった。 多機能キーボードを使ったためだろう。 途中でUSB接続キーボードに変えてみたがこちらの方が回り込みに弱く、結局リニアとコンピューターとの距離を広げることで解決した。 他のリニアでは回り込みが起きなかったので特定のリニアとの相性かもしれない。 また、自動的にスリープに入ってしまい「スリープだがネットワークからのデーターが入り続けるためか」起動しなくなる場面があった。 スタート前に各コンピューターの電源の設定でスリープにならないように設定しておく必要を痛切した。 この様なトラブルもM/Sということからデーターの保守は2台だけでOKなので大きな混乱はなかった。
 それでもコンテスト開始には15分の遅刻 例年スタートと同時にランニングすることが出来なく出鼻を挫かれる事が多いのだが、今年は開始から3時間、1分間2局ペースでランニング出来た。
 ところが、突然リニアのブレーカーが落ちて… いいペースだっただけに大きなショック!
代わりを用意するがメインマシンが無くなって戦意喪失。 原因追及を行いつつコンテストに参加しようとしたがさらにローターの故障が発生。 リニアは整流回路など入念に調べたがなかなか原因が特定できず翌日に持ち越し。 夜は少しでも局数を稼ごうと3.8に出ようとするとSWRが無限大になっている始末。 おかげで夜はいつも通りぐっすり寝ることが出来ました。
 日曜日 今日はアンテナの調子の割と良い21で北米に対してランニング。 なかなか良いペース、しかし今ひとつ飛びに冴えが無い。 呼ばれなくなったのでMYWは3.8のメンテを私はリニアを 3.8はバランが破損しているようで、何らかの原因でSWRが高いときにリニアの電力で焼き切ったのだろう。 仕方なく同軸バランを作製し取り付ける。 特性をチェックしてみるとなかなか帯域も広くうまく動作しているようだ。 周波数切り替えリレーやそれに伴うコイルには損傷がなかったことも幸いしたようです。
 リニアの故障原因はトランスのリークと判明! 現時点では修理不能 あーぁ。
現時点でローター破損 リニア故障 3.8は復旧 今後21メガを本来の7elにして「一昨年の台風でエレメントの一部が破損したため214Fのブームに6elとして取り付けてある」グレードアップを図りたい。 また、7メガのアンテナもコイルを交換しないとどうも良くないようだ。
結果 今回も交信記録(ログ)を提出せず棄権扱いとなった。