FC23HTはとても釣りやすいよい船だが、流し釣りは苦手だ。
風に立たず後ろ向きになってしまう。 スパンカーを付けてもたぶんだめだろう。 そこで、。バウモーターで強制的に風に立たせる方法に。
MINN KOTAのオートパイロットRT65AP 梱包を解いた状態
日産のオートスパンカーも考えていたのですが24Vのパワーでミンコタに決定、内蔵電子コンパスで決めた方角を保持してくれます。
取り付け収納位置船首に取り付けると回頭性が良いのですが、手すりやアンカーロッカーとの干渉で…見た目よりも重量があるので左舷船首よりに基台を製作してもらいました。 FC23HTはウオークアイランドという船レイアウト 左舷側にバウモーター タモ などを置き、右舷側を通路として使うことにした。
バウモーターをセットした状態。
動作位置 こんな具合です。
けっこう重いのでモーターを入れたり上げたりはなかなか疲れます。
バウモーター用 監視メーター
A・Bそれぞれのバッテリー電流計と電圧計。 電圧計は12V 24V双方監視できます
24V仕様なのでディープサイクルバッテリーを二つ搭載した。 中学時代からアマチュア無線を趣味にしていて、電気関係は詳しいつもりだったのに恥ずかしながら「ディープサイクルバッテリー」なるものを初めて知った! 蓄電池はいろんな種類があるのだなぁ。 大電流を取り出すのに向いたものや、最後まで使ってしまっても充電すれば性能が回復する物など…。予備バッテリー(左)とバウモーター用バッテリー2個キャビン内に設置した発電機AC100をDC24に変換します。エンジンのオルタネーターは12Vなので、アイソレータ(画像左下の黒い物)を使って片側ずつ充電する回路を組んだが、充電する時間が足りない。 折角発電機を積んだのでDC24電源を搭載して充電するようにした。 DC24V充電器 充電・運転切り替えスイッチとその右はDC12V用蛍光灯 エンジン使用時 → 切り替えスイッチ12V側 → アイソレーターを通じて充電 バウモーター使用時 → 発電機運転 →切り替えスイッチ24V側 → 100v AC仕様 24VDC充電器
バウモーターコントローラ 通常バウモーターはフットコントローラーを使いますが、ごまがら号ではオプションのハンドコントローラーを使います。
1 ポイントにGPSでマーカーを入れます。
2 自然に流されてみます。
3 流される方向ベクトル指示と反対方向へベクトル指示が出るように向きを調整
4 モーターのパワーを調整
5 仕掛け投入毎にGPSを確認してパワーと向きを微調整します。
小さくまとまっているハンドコントローラー
側面のメインスイッチを入れて…まずはパワーを最大にして流される方向と反対へ船を進めます。 あとは方向とパワーを微調整。慣れれば10分程度で位置保持が出来るでしょう。 津久見湾には造り瀬(魚礁)が沢山ありコンクリートで作った巨大なものも、アンカーを打つと必ず抜けなくなるそうで、そんな場所ではこのオートパイロットが大活躍です。
しかし、FC23HTは風に押される面積が大きくバウモーターで風上を保持させるとパワーが必要でバッテリーがすぐに減ってしまう。 もう二回りほど発電量の大きい発電機を回しながらではないとバッテリーがなくなって釣りの時間がとても短くなってしまう。
発電機詳細.........
バウモータ詳細
エンジン詳細....
GPS詳細.........
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