流石に三月の声が近づくと気温が上がり、少し過ごしよくなり、年度最後の月になりました。
世間は何となくせっかちで、もう四月からの新年度に心が傾いていますが、最後の月だからこそじっくり毎日を大切に過ごしたいものです。
スポーツに熱心で無く、津久見では雪も氷も関わりが薄いので尚更ウインタースポーツとは縁遠いのですが、冬季オリンピックのニュースは見ていました。
特に今は、ネット社会ですからテレビの前にいなくてもいろんな情報が飛び込んできます。
会場が寒くて強風、選手村と競技場の交通がうまく行かず、葛西選手も苦言を発信していましたし、カナダの選手は寒くて… 車を盗んだという報道も。
反対に東京オリンピックは猛暑で大変そうです。東京のとても暑いあの時期に開催するのはTVの放送権料の影響とか、開催地決定にも裏金が委員へ流れた話も聞いて、オリンピック委員会が金儲けに走っている気がして好きになれません。
今回、日本は多くのメダルを獲得しましたが、韓国では、日本の金メダル受賞時に国歌を放送しないように映像を差し替えていたそうです。操作ミスで君が代が放送されると、多数の苦情が放送局に寄せられたと。うーん日本を敵視する韓国の教育には呆れるばかりです。
さて、卒園制作では大勢の方が協力して素晴らしい作品が出来つつありますね。
思い出の作品が出来、きく組の皆には、何年経っても向洋保育園で過ごした日々を思い出してもらいたいと願っています。
もう中年という枠から老年に近づいた私の記憶でも、保育園・小中高の学校時代の事はふとした拍子に思い出します。もう何十年も前のことなのですがね。その年代で経験し、感じたことが人生の中でとても大きな役割になっていると思います。
セメント町の蓮照寺境内にあった保育園での日々、学校でのいろんな出来事、社会人になって妻との出会い… 楽しいことつらいこと色々あって今の日々を過ごせていますが振り返ってみると、子ども達が園児の頃が忙しいながらもとても楽しかった時期だなぁと感じています。
幼い子ども達がもたらす幸福感って素晴らしいことです。 日々子ども達と過ごせるこの仕事に感謝していますし、あまり自覚は無いでしょうが、今このとき保育園に通っている園児の保護者の皆さんはとても幸せな日々を送っているのだと思います。
さぁ、これからの未来に期待と希望で満ちている子ども達。来月の進級・就学でまた一つ新たな経験が始まります。
毎年卒園する子ども達を送り出していますが、こうめ組からの成長を身近に見てきた私たちにはきく組の卒園がとても寂しく感じられます。
毎年だから慣れてマンネリになればそんなに寂しく感じなくなれるのでしょうが、この時期は毎年少しナーバスになってしまいます。
私たちが、この仕事を超えた感情を持ち続けることがもっと良い保育につながるのだと考えています。
三月! 楽しく過ごしましょう。
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