新年明けましておめでとうございます。年齢を重ねると一年が過ぎるのをとても早く感じる気がします。
先日のお楽しみ会、その名の通り楽しんでいただけましたか。子どもの日常とは違う姿をご覧になって御家族の皆さんが楽しんで戴けたなら職員の努力も報われると思っています。
子ども達にとっても衣装を身につけ大勢の観客に見てもらうことは、とても大きな経験となりました。 人はそれぞれ体格や顔立ち、いろんな能力に違いがあり、家族構成などの生い立ちも違います。
他と自分を比べて悩んでも仕方ないことだと思うのです。 そんないろんな場面での自分を受け入れる為の感覚が自己肯定感です。
自分が自分がという眉をひそめられる自己中心の感覚では無く、自己肯定感を育てると自分自身を肯定することで生きる活力を持つことが出来ると考えています。
自己肯定感が低いと自分をなかなか認められないので、同じように他人も認めるのが苦手です。
他人を褒めるのが苦手なので、コミュニケーションもうまくいかない事が多くまた、自信を持てないので漠然とした不安感も強くなります。
お楽しみ会は、我が子の成長を楽しむ保護者の喜びだけでなく、遊戯や劇に出演し、可愛い!格好良い!と言われることで、それぞれの子ども達の自己肯定感を高める一因に役立っていると思うのです。
子ども達が自分は他から愛されていると感じることは、子ども達自身だけでなく、その周りの人たちも幸せな感覚を持つことが出来るのだと考えています。
ところで、平成30年はどんな年になるのでしょう。 天皇陛下の退位も来年四月末と決まって、平成も残り少なくなりました。
向洋保育園は退職者が少なく、職員平均年齢が高い保育園ですが、調べてみると昭和から勤務している職員は私を含めて三名。 まだまだ平成生まれの職員は少ないですが、
時代の流れを感じます。
昨年は、過去に例を見ない水害に津久見が見舞われ、大きな被害を受けました。 幸い、人的被害はなく向洋保育園もぎりぎりで浸水を免れましたが、天災の怖さを改めて感じたところです。
そして、昨年の漢字は「北」ということで北朝鮮の核実験・ミサイル発射など暗いイメージを象徴した文字となりました。 漂流・漂着船は80隻を超え、実際に遭難した数はこの十倍以上でしょう。 冬場の日本海は連日大時化で、危険を承知で漁に出る北朝鮮の人達は大変でしょうが、そもそも国際法で日本だけが資源を活用できる排他的経済水域での漁は違法で、他国の場合拿捕や武力による排除も当然の海域です。
日本は先の大戦の反省の基に、外国に対して優しく接してきました、中国・朝鮮(北朝鮮と韓国)に対して特に低姿勢でした。 しかし近頃、話し合いとかお互い様と言う考えはそれらの国に通用しないことだと思うようになりました。
さて、この一年皆さんが健康で、私たちも園児と素晴らしい一年が過ごせる年であるように願っています。
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