
年間を通じて一番季候のよい五月が始まりました。 進級したそれぞれのクラスも落ち着いてきたように感じられます。
保育園では五月病という話は聞きませんが、社会人や学生では新しい環境に慣れず躓く話を良く聞きます。
子どもの頃から環境の変化に対する耐性を高めていければと思っています。
さて、先月はおう吐が園内で流行し、大変ご迷惑をおかけしました。おう吐する園児が多いので、保健所に通報し、園医の小宅先生徳浦の秋岡医院の助言をいただきました。
お医者さんで、詳しく原因を検査する事が少なく大まかに感染性胃腸炎と診断されていましたが、詳しく検査するとノロウイルスの感染と診断されるケースもありました。
通報すると保健所がすぐに来てくれました。
発生状況や職員の様子調理状況を聞き取り、給食からの食中毒では無いと判断されましたが、一日数回遊具や保育室を念入りに消毒し、最終園児が降園したあともう一度園舎内の消毒を徹底して行うように。おう吐する児童がいなくなってからも三日間この消毒するように指導され実施しました。
保育所では保護者の就労支援という大きな役割がありますので、学級閉鎖は運営規定にもありません。 園内の消毒をこまめに行い対処して行きますが、前日おう吐や発熱したお子さんはしっかり療養し、体調が完全に回復してからの登園をお願いします。 向洋保育園では、子どもの発熱時に保護者へ連絡し38度以上ある時はお迎えをお願いしています。体温がそこまで高くなくてもお子さんの状態をお知らせする連絡を入れますし、緊急の場合は園から直接病院へ連れて行くことも規定しています。
今回、おう吐による感染が長引きましたので、対策としておう吐した場合にも感染拡大防止の立場から保護者にお迎えの連絡を差し上げることにしました。 もちろんお昼ご飯を食べ過ぎたとか、嫌いな食材があってつい吐いてしまった場合など、おう吐に至る状況を判断して連絡しますので、よろしくお願いします。
さて、とても気持ちよい五月。
園庭で過ごす時間も増え子どもたちの活動量が増えてきます。 元気いっぱい汗までかいて遊ぶ子どもたちって素敵ですね。 子どもたちの運動量に負けないように職員も思いっきり活動したいと思っています。
そして、さくら すみれ きく組の保護者との個別面談を今月実施します。 71名の面接は園長と主任保育士にはとても長丁場ですが、保育園とは違うご家庭での様子をお聞きしたり、保育園での様子や保護者のご質問など、保護者と園との情報を深く共有して子どもの成長を両輪でサポート出来る体制が強まればと願っています。
今月もキラキラとした日差しの中で子どもたちと楽しく過ごしたいと願っています。
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