随分日暮れが遅くなり春の兆しを感じます。
四浦半島では河津桜が満開で多くの観光客で賑わい渋滞まで発生したようですね。
月の終わり頃にはソメイヨシノも咲き始めて桜の季節 春ですね。 春の兆しを感じる中、年度最後の月でもあり、きく組とは最後の一ヶ月です。
毎年の事ながら、まだ歩くこともできなかった子どもたちが成長し保育園を巣立っていくことは、とても喜ばしい事ですが反面寂しさを感じます。
この一ヶ月保育園最後の楽しい思い出が出来ればと願っています。
連日のようにきく組の保護者が作業してくれた卒園記念制作も素敵な園庭遊具置き場が完成し、きく組のみんなも保護者も卒園してからも向洋保育園とのつながりが目に見える形で残って嬉しい事と思っています。
先生方は卒園に向けて、文集の制作や卒園式で流す動画編集に連日取り組んでいます。 録り貯めていた子ども達の写真を使って保育園での成長を綴ったもので、卒園式を盛り上げてくれます。
写真の選別や映像の効果に音楽など、担任の意向を受けて楽しみながらではありますがとても時間がかかります。
その理由として、こうめ組やうめ組時の写真を選別するたびにこんなに小さかったんだなぁ… とかあんな事があったなぁ等子どもたちの成長に関わってきた職員それぞれの記憶と想いが湧き出して、ついつい写真に見入ってしまうのです。
園長として一人一人に深い想いを込めて保育してくれた職員に深く感謝しています。
ところで、近頃向洋保育園内でインフルエンザが流行っています。
今年のインフルエンザはかなり大きな流行で、大分県は警報レベルでしたが、園内での感染者数は三名、そのうちの一名最初に感染したのは私園長で、園児数百五十名の保育園としては驚異的に少ない数でした。
空気清浄加湿器の効果と乾燥しにくい床暖房のお陰かもと喜んでいたのですが…。
ずいぶん遅れ気味の流行ですが、パラパラとインフルエンザA型の診断が出ていますので、手洗いうがいを徹底し、感染しないように注意してください。
先月は雪遊びや節分など冬ならではの行事を思いっきり楽しむことが出来ました。 雪遊び当日は風もなく暖かく、しかも雪は沢山あって最高のコンディションでした。
友達や先生と一緒にソリに乗って滑る楽しさは子ども達にとって素敵な思い出になったことでしょう。
数日前からドキドキの節分も近年は鬼さんがずいぶん優しくするように心がけていますので、怖いながらも楽しめたことと思います。
月末には卒園式! 式には涙が付きものですが、保護者の涙はこれまでの我が子の成長を振り返っての喜びの涙ですね。 入園当初の姿は…と思い出すだけで、成長した姿に胸が熱くなるのは私たち保育者も同じです。
子どもを単に預かって収益を上げでようとする営利企業と、性格や家庭の様子など広く深く関わり、子ども達の幸せをご家族と共に願って運営している私たちとの違いをこれからも大切にして行きたいと考えています。
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