平成28年11月 園便りより


     きく組修園旅行!
   さぁこれからお楽しみのジャングルバス乗車。 ライオンに餌をあげるって… みんなドキドキです。

 とても天気が気になった運動会。
予報の確率が低くて、曇りだが降水の可能性も高いし… どうしようかと大いに悩みましたがなるべく当初の予定でということで、開始時間を早め、いくつかの競技をはしょって実施しました。
  結局、先生方の日頃の行いが良いのか、最後まで雨に降られずに運動会を終了することが出来ました。

 朝早くからお手伝いいただいた保護者の方々、片付けを行ってくれた皆さん。本当にありがとうございました。 でもなんとか運動会は天気に恵まれましたが、ふるさと振興祭宗麟音頭は残念ながら雨で中止に。 屋外のイベントは天気に左右されて、当事者としてはいつも悩まされます。

 例年ならば運動会が終わると、例年ならば12月第1週土曜日のお楽しみ会に向けて、すぐに準備開始、クラスの遊戯曲や衣装がかぶらないように会議を行うのです。 しかし、今年は市民会館のリニューアルで、お楽しみ会の開催は一月の後半というスケジュールですので、ゆったりとそれぞれのクラスは過ごしています。

 さて、徳島での全国保育大会で厚生労働大臣感謝状をいただきました。 33年勤務して、県の保育団体役員も勤めましたので、受賞者の中では若い方かも知れません。
 市から推薦され県を経由して厚生労働省に上げてもらいましたので、感謝状をいただいた報告に市長と面談も… 長年勤めただけなのですが、皆さんのお陰で大きな事故もなく過ごせたことは、何より喜ばしい事と思っています。

 これまでの勤務期間には、さまざまな事がありました。
 現在千怒の子育て支援センター・とぎクラブの建物は当初、第二向洋保育園でした。
土地所有者だった父の従兄が、事業が巧くいかなくて困っていることを案じて保育所を建設したのですが、いろいろあって…、 
 ひまわり保育園に名前を変えて運営を始めましたが、一般商店と公共的な保育所運営の違いが理解できずに使途不明金を出すなどさんざんな結果に。
 同じ法人なので向洋も大変な迷惑を被りましたが、彼らが運営を止めて正常に戻りました。 いやぁ当時は悩みましたよ。

 ところで、これからの幼児教育についてという研修に参加しました。
 日本と外国の保育制度や幼児教育について比較しながらのお話で、とても勉強になりました。
 日本は子ども達に使う税金額が先進国の中で低く、年齢の低い内に税金を沢山使って保育教育を行うと成人した後、社会に貢献できる人になる。
という話や、幼児保育教育に関わる男性を増やす努力を外国は行っているがうまくいっていない。  男性保育士の割合は日本が断トツに多くて、その点は進んでいる… と聞いて驚きました。
 現在、小学校5年生で英語に触れる授業がありますが、3年生に引き下げられるようです。 もっと早くから行えばという考えは、母語(日本語)を使う能力が発達していないので中途半端になり語学力全体が低下するという研究結果も話されていました。

 いろんな体験と年齢にあった活動こそ子どもの能力を高めるのだというお話を聞いて、これからも上質な保育を心がけたいと感じました。