暑い夏も終わって秋の始まりです。
先月は雨の日がほとんど無くて植物は水不足で大変!
東日本には台風が何度も上陸しましたが、九州は猛暑の夏でしたね。でも寒いのも嫌、暑さが恋しいって遠からず思うのでしょう。
先月は中学生の職場体験で津久見市立第一・第二中学校の生徒が来園し、保育士養成校から保育実習生も来園し賑やかな月でした。
職場体験では向洋の卒園生も来園し、成長した姿に嬉しく感じたところです。 将来どんな仕事に就くのか、中学生は可能性の塊ですがどんな仕事でも楽しさと大変さがあることを体験し、自立した生活が送れる人になってくれるようにと願ったところです。
一方、保育実習生は保育士免許・幼稚園教諭免許取得という目標のために来園し、期間も十日と長いため緊張の連続だったことでしょう。
毎年保育実習生を受け入れていますが、いろんな学生がいました。 とても配慮が行き届くすばらしい学生も多いのですが、優秀なだけではなくプラス保育園が求人中という運が無いと採用出来ないので残念に感じることも…。なかには、実習レポートの提出が遅れたり出来なかったりするる学生も希にいましたが、滅多にいないので反面とても印象に残っています。
全国的には、保育士の離職率がとても高いと言われています。
都市部では保育士が三年以内で退職するケースがとても多く、保育士にとっても求人が多いため次々と園を渡り歩くような勤務を続ける人もいて、子どもが生活する環境としてあまり望ましくない環境だと思うのです。
保育園や幼稚園に就職希望の学生は、退職者の少ない園を選ぶと良いでしょう。しかし、退職者の少ない園は求人が無いか少ないですがね。
大分市の親しい保育園長達と先日話をしたのですが、同じ認可保育園でも本当に様々だと感じました。
見守る保育 野育など、保育方針を掲げている保育園がありますが、子どもの自立を優先して見守る保育を実践するとか、保育室よりも屋外での活動を重視する保育。 跳び箱やブリッジ体操、漢字学習などを行うなど、いろいろあります。
それぞれの保育方針を始めた方は、深く子どもの成長を考えての事でしょうが、賛同して取り入れる園では子どもの成長よりも「手を出さず見守る」「屋外で過ごす」事が優先で子どもを見ていない保育になってる気がします。
保育方針にさえ従っていれば良い… となると保育士の質が上がらないと思うのです。
安定した職場環境で、子ども達の成長を卒園した後も見守れる… そんな保育士がいる保育園は子どもだけでなく利用する保護者にも安心感を与えると思っています。
園の行事や学校の入学卒業の時に園に来てみると、担任だった先生が居る。そんな子ども達の心の中の保育園であるように、これからも向洋保育園は保育士が永く勤務してくれる園でありたいと考えています。
さぁ九月。 日照時間も随分短くなったと感じていますが、まだ今しばらく暑い日が多いのでしょう。
運動会の練習も増えますが、子ども達の体調管理に気をつけて行きたいと思います。 |