平成28年5月 園便りより

桜満開の青江川河川敷 お花見弁当を給食の先生方が作ってくれてお花見散歩に行きました。
  青空と桜の花がベストマッチですね。 今月から園便りも文字が夏色になりました。

   

 五月は私の大好きな月。 日毎に暖かくなり、訳もなく嬉しくなります。
子ども達もそれぞれのクラスに慣れてきて活動も活発になって楽しみです。

先月は保育所型こども園に組織変更のため、保護者の皆さんには保育料自動引き落とし手続きなどお手数をおかけしました。今月はさくら すみれきく組の保護者との個別面談を計画しています。 個別にお話しすることで、お子さんのご家庭の様子と園での姿をお互い知ることが出来、より良い保育と教育を行えると考えています。

さて、先月の大地震とても驚きましたね。 はじめの地震は、ちょうどNHKのニュースを見ていたのですが緊急地震速報がニュース中で伝えられその後携帯の地震速報が鳴りました。 数秒遅れてガタガタと揺れて地震速報の有用性を感じました。 ただ、直下型地震は速報が原理的に無理なので震源地近くでは突然揺れて何もできなかったでしょう。 新幹線もブレーキをかけたが間に合わなかったと報道されていました。

東北の震災と津波では被害の大きさに驚き、少しでも役立てばと義援金募金にも応募しましたが、やはり遠い地域の出来事… という気持ちが私にはあったのだと思います。 今回、何度も通ったことのある橋が土砂とともに崩落し、温泉や料理を楽しんだ南阿蘇が被害に遭って地震という災害を本当に身近に感じました。 幸い、津久見は「セメントの上に街があるから」という冗談が言えるほど大きな揺れはなかったのですが、いつあのような被害に遭うかもしれません。

幸い家族に死亡者がいなくても、大きく崩れた家や危険診断の出た自宅、被害を受けた職場等々 我が身に降りかかるとその心理負担はとても大きなものでしょう。 どこに住んでいても突然の災害に遭う可能性が高い国が日本なのですね。

科学の進歩で台風の予想は出来るようになりましたが、地震ばかりでなくゲリラ豪雨もまだまだ予測不能です。 でも、日本は遠い過去からこのような災害を経験してきたからこそ、団結力のある国民性なのだと思っています。我先に食料を買い占めたり、通常より高く弁当や水を売りつけるような行為は日本では大変嫌われますね。 

今回残念ながら被災地で空き巣被害が出ているようで、福岡県の51歳会社員を逮捕したとのニュースも出ていました。 被災した方が食べ物がなく食品に手を出したのではなく、わざわざ福岡からやって来て盗む「火事場泥棒」という最低の行為!もちろん平時の窃盗より罪は重くなるのでしょうね。 悪さをして捕まっても微罪ならばまた次の犯罪を招きます。安心して生活できるためには、住民一人一人の他の人への思いやりと、罪を犯すことは割に合わないというきっちりとした捜査と罪に対する罰が必要だと思っています。

さて、五月はとても季候のよい時期。被災した湯布院や竹田に支援という気持ちを少し持って遊びに行くなんてどうでしょう?。

22日 日曜にはつくみん公園にうばめ園祭りに是非どうぞ。 ポン菓子や綿菓子を作って待っています。
今月も楽しく過ごしましょう。