平成27年6月 園便りより


小学校に上がると絵は描きますが、立体物を作る機会は激減します。
  今のうちに立体ものに興味を持って欲しいですね。  粘土を使っていろんなものを作りました。

六月、梅雨の季節です。 毎年梅雨の初めは予想していたよりも雨が降らず、梅雨明け間近に豪雨になるような印象を私は持っているのですが皆さんはどうでしょう。
雨が多くて外遊びが出来ず、子ども達もストレスが溜まるかもしれませんので、晴れ間を逃さず外に出て遊びたいと思います。
また、テントなどで園庭に日陰を増やしてきましたがこの時期の紫外線は強力ですので帽子を忘れ無いようにお願いします。 気になる方は、登園前に日焼け止めクリームを塗っておくと良いのかもしれません。

さて、先月はとても忙しい月でした。
五月の連休は大阪の従妹に会いに家族で出かけ、その後東京出張とお寺門徒会の研修で京都にも出かけました。  
東京出張では成田に用事があったので、格安航空を初めて利用しました。確かに安いのですが成田はかなり遠くて、しかも格安のターミナルも遠くて、カートを手押し車のように使ってやっと移動できました。 ホテルセットの航空券と格安航空の差を考えると… まぁ安いのにはそれなりに理由があると言うことですね。
京都への門徒研修では東本願寺境内の同朋会館に二泊しいろんな話しを聴くことが出来ました。 一般の方が入れない東本願寺の奥深くまで案内していただきましたので、歴史好きの方にはおすすめです。

そして、初めて行った個別面談!
日頃通園時に挨拶は交わしますが、初めて時間を決めてお話する機会を設けました。 何を話すのだろうと緊張された方も多かったのではないでしょうか。 お話の後はにこやかな笑顔になりとても良かったと感じています。

もも組以下では個々の発達程度と個性がまだ流動的ですので、面談はある程度発達と母子分離が出来ているさくら組(3歳以上)を対象としました。
当初は担任と保護者だけで良いのではとも思いましたが、保護者と担任だけでは話しが進まないこともあるでしょうし、保育園からのお願いも伝えにくいところがあるでしょう、それに保護者とじっくりお話しする機会もあまりないので、園長と主任も同席することにしました。

面談では、子どもの保育園での様子と家庭の様子の違いを保育士・保護者共に知ることが出来、家族の様子も聞けて、やはり同席してとても良かったと感じています。 子どもを取り巻く環境を知ることが出来ましたので、これからさらに子ども達一人一人にもっと細やかな対応が出来るのではと感じています。

子ども達だけで通学する学校と違い、日々通園でお会いする保育園の保護者でも、やはり時間を取ってのお話は大切だとそれぞれの担任も感じたようです。

ところで、向洋保育園は今年度から始まった新しい保育制度の中でも、当面保育所という機能で運営を続ける予定でした。
しかし、産休・育児休業をもらえないパート勤務のお母さん方から、「妊娠したので、仕事はまた続けたいと思うが一時退職を考えている。」という相談もあり、保育所では働いていない保護者は利用できない仕組みのため、来年度からこども園に移行しようと考えています。

園名はそのまま保育園ですが機能はこども園という形式です。 
細々とした違いが発生するとは思いますが、あまり心配はいらないようです。
今月は、暑さと紫外線に負けないよう夏を楽しみたいと思います。