二月は年間で一番寒い時期ですね。
でも、日の落ちる時間はずいぶん遅くなりました。
日照時間が一番短い冬至は12月21日頃ですから、気温は約一ヶ月遅れ、さらに海水温度は遅れ、津久見では3月末〜4月始め頃が一番低温です。
この寒い時期インフルエンザ流行のニュースを耳にしてずいぶん経ちますが、向洋でも先月末からかなり発生数が増加してきました。
保育園ではもちろん、ご家庭でも手洗いうがいをしっかり実行し、予防に努めているとは思いますが、熱が出て園から連絡した場合やご家庭で発熱した場合、単なる熱と判断せず受診されることをお願いします。
検査は鼻の粘膜を調べとても嫌なのですが、特に今年は熱が37度未満でも感染が確認される事も多いと報告されていますので医師の診断を必ず受けて下さい。 そして感染が確認された場合、登園禁止期間を必ず守るようお願いします。
園では検査したのかどうか追跡調査は行っていませんが、園と保護者、保護者間どうしの信頼関係で保育園は成り立っています。 感染したり感染されたりお互い様ですが、皆がルールを厳守することによって全体の感染期間を短くすることが出来ますのでよろしくお願いします。
二月は年度のまとめ時期でもあり各クラス進級に向けて取り組んでいますし、保育園時代の総まとめとしてきく組では卒園制作・文集などの取り組みが始まります。 保育園で過ごした期間、子ども達は休むことなく成長を続けていますが、きく組は先生方とのオセロゲームで勝つ子もいて身体だけでなく頭脳も成長したなぁと感じています。
この成長著しい時期に大切なお話を、参観でお招きした保戸島小学校の丸木先生の講演で聴きました。
何でもしてもらって「ありがとう」と言えるが家族や友達へ「どうぞ」と言えず、「ありがとう」と言ってもらったことが無い子は、将来苦労してしまう。 小学校高学年・中学生になってからでは「どうぞ」と言えるようになるには就学前の何倍もの努力が必要… と自身の子育て体験を基に研究されたお話でした。
私も、福岡教育大の教授から耐性のある子というお話を伺った事を思い出しました。子どもは家族の宝だが王様ではないという話しでした。
一人っ子政策の中国では甘やかされて手のつけられない小皇帝と言われる子ども達の問題が深刻です。
正解が無いのが子育てですが、私もいろいろと悩みながら皆さんと共に子育てを楽しみたいと思います。 |
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