平成27年1月 園便りより


お楽しみ会の舞台で演じ、大きな拍手をいただいたことは子ども達の大きな自信につながることでしょう。
 緊張感と達成感を感じ、どの子も一回り大きくなった気がします。 まさにお正月っていう写真です。

 

  明けましておめでとう御座います。昨年は皆様に大変お世話になりました引き続き本年もよろしくお願いします。

 昨年の漢字は「税」だと先日発表がありましたが、私の印象に残った言葉は「会見」です。  スタッフ細胞 県議号泣 作曲ゴーストライターと、よくもまぁこんな事がと驚きました。 
 以前NHKが広島のベートーベンみたいなタイトルで聴覚障害を持ちながらも作曲活動を行っている特別番組を見ていたので、ゴーストライターにはあきれてしまいました。 天下のNHKともあろうものが、作曲者の告発がなくても少し調査するだけで見抜けたはずですがねぇ。

 県議号泣はまぁ見ての通りですが、スタッフ細胞は街中のインタビューでも同情的な意見が多く、みんな若くて可愛らしい女性には甘いのかなぁとさらに驚きました。 
 論文に使った写真、たまたま違う写真と間違って載せたならミスですが、論文内容や他の様々な写真も違うため意図的に載せたと考えるのが当然でミスではなく詐欺ですね。
 最後まで本当はあるが監視付きの実験室では制限があって出来なかったというコメントも反省が見られないし、理化学研究所の対応も激甘で先月退職したと発表されましたが退職ならば通常通り退職金が支給されるので、懲戒免職し損害賠償請求も行うのがすじと思うのです。
 独立行政法人で税金で運営されている機関なので、なおさらしっかりした対応が求められますし、この三つの中で一番悪質だと思うのです。

 さて、運動会お楽しみ会と大きな行事が済んで今年度もまとめの時期になりました。 
家庭での生活と、保育園で友達や先生と日々過ごすことで様々な刺激を受けて生活している子ども達は、四月の頃と比べるとどの子もいろんな面で大きく成長していることに気づきます。
 さらに、運動会やお楽しみ会など特別なイベントが日常とは違う刺激を子ども達に与えてさらに成長を引き上げているのだと確信しています。

 私は、宇宙や機械など科学的な読み物が好きなのですが、先日記憶の記事を見つけました。
 私たちは、3歳未満の記憶をほとんど忘れていますが、最新の研究で記憶は無くなるのではなく、脳細胞のネットワークが発達段階で、書き込まれた記憶を探す情報が次々と作られるネットワークによって上書きされ、記憶は残っているがそれを読み出せないと書かれていました。 深層記憶ってやつですね。
 写真を見せたり言葉を聞かせて脳がどのように反応するか脳のどの位置がどんな機能なのかもMRIでずいぶん解ってきたと書かれてましたが、記憶の仕組みだけでなく感情などまだまだ解らないことが沢山あるでしょうし、詳しく解明されるのも怖い気がします。
  いろんな刺激で脳が活性化し成長するが、虐待・長期間の監禁を受けた子どもの脳は萎縮しているとも書かれていました。

 今年も、保護者の皆さんが安心できる環境のもと、子ども達がワクワクし脳のしわが増えるような、保育でありたいと考えています。