今年度は寒い日が多く、北日本ではこの時期でも豪雪というニュースが流れています。 早く暖かくなると良いなぁと思ってしまいます。
先月は子ども達がとても楽しみにしていた雪遊びに行ってきました。前日の暖かさと雨で雪が少ない状態でしたがソリ遊びは十分楽しめました。昨年は吹雪いてとても寒かったのですがね…。雪遊びは、着替えやソリ遊びの準備、園に残る小さいクラスの保育も通常通り行いますので職員総動員で取り組んでいますが、体調不良で二人保育士が行けなくなって… でもこれまで蓄積したノウハウで忙しかったですが大きな混乱も無く楽しむことが出来ました。 さくら組の着替えの問題と、防寒着がきく組になると体型に合わず買い直す事があるなど、これまでも職員間で話し合われてきましたが、複数の職員が欠勤すると実施が難しいことなど、来年度は、きく すみれ組二クラスでの実施を考えています。
先月は、東京へ日本保育協会の研修にも行ってきました。 日本保育協会は保育士の実践的研修以外に保育行政について陳情や提言も積極的に行っていますが、今回は自民党総務会長の野田聖子議員の講演もありました。障がいを持つ子どもの母親として議員としての話を聞きましたが、子育て支援も大切だが婚活支援はもっと大切と話していました。
そのなかで、初めて知りましたが血液検査で卵子の状態を調べる検査が一万円以下で出来るという話を聞きました。 個人差が大きく早めに卵子が減少する人もいますので、仕事を取るか結婚出産を選ぶかという女性は検査してみるのも良いでしょう。
また、先月はさくら組参観を行い、児童相談所相談員の秋吉ひとみ先生を午後の講演にお招きしました。
実は、大分市の公立保育園民間移管公募に私が理事長で園長に秋吉先生をという計画で応募していたのです。
いつも満員でちょっと上から目線の大分市の保育園とは違う向洋の良さを提供しようと、主任保育士は向洋の精鋭を出向させる計画でした。秋吉先生は元大分県保育士会長、私も元保育連合副会長として二人とも多くの保育の仲間がいたのですが、選考委員に大分県の保育関係者がいなくて、我々の主張が伝わりにくかったようで落選してしまいました。 しかし、ぶ厚い資料を制作し保育について改めて秋吉先生や仲間の先生方と何度も協議し、とても勉強になり楽しいイベントでした。
さて、最後になりましたが、平成24年度最後の月となりました。
年々一年経つのが随分早く感じられ現在52歳の私が自分のこれまでを振り返ると、小学校期間中から高校までの期間が一番長く感じられます。 小学校以前の記憶は曖昧ですが、今のようにデジカメや携帯電話での日常の記録があれば、その記憶が失せないでしょうから、保育園の期間も長く感じるようになるのかもしれませんね。
「初めて」を体験することが多い子ども達にとって保育園時期の生活は、鮮明な記憶に残らなくても、その子の人格形成に大きな影響を与えているのだと思っています。 だからこそ、その時期の保育園とご家庭の子どもに対する関わり方が重要だと考えていますので共に子育てを楽しみながら子ども達を見守っていければと願っています。 |