平成25年1月 園便りより


近くでお散歩コースの小園神社へ 銀杏の葉っぱが色づいてとても綺麗でした。
  4月に比べるともも組もずいぶん足腰が強くなりました。 今年もどうぞよろしくね! 

 

     新年おめでとうございます。
 ご家族おそろいで、ゆったりとした新年を迎えられた事と存じます。今冬はとても寒くて、日本海側では大雪とのニュースが流れていますし、ノロウイルスの変位型が流行していますので、十分体調には注意されてください。
 高速道路トンネル天井が崩落し多数の死者が出た事故には驚きました。 高度成長時代に整備されてきた道路や橋、水道や下水など設備の手入れが今後の公共事業の大きな割合となるだろうという報道を納得しながら聞いていたのですが…  お楽しみ会が土曜日に迫った木曜の夕方、突然市民会館から「空調関連の故障で土曜日は使用できません」って。 会場は暖房無くても人がいっぱいだから多分寒くないだろうし、楽屋にはファンヒーターを持ち込むので…、空調ダクトにビニールカバーを付ければ など話したのですがなかなか難しいようで、使用可能になる予定もわからないらしく、臼杵市民会館を押さえたり警備や夜の反省会料理のキャンセルなど対応にバタバタしてしまいました。 
 結局、1月19日までには工事も終わる予定となり、津久見市民会館で行えるようになりましたが、改めて勤務の調整など保護者の皆さんにはご迷惑をおかけいたします。
しかし、張り詰めていた緊張感が切れて、なかなか中止前のテンションに持って行くのが大変! 子ども達よりも、順応性の低い我々大人のダメージが心配です。
 トンネル事故を大変だなぁと眺めていたのですが、こんな身近に劣化した公共施設があったとは。
個人住宅や民間設備と公共施設とではメンテナンスの考え方が根本的に違って、認可保育所も日々の運営費を積み立てて新しい園舎を作るという考えでは無く、建築経費と運営費は別物、耐用年数が過ぎるとまた施設を建設するという考えで、いまある建物をメンテナンスしながら使い続けていくという発想がありませんし、建物のメンテナンス費用は通常経費に含まれていません、しかしこれからは公共施設を作るだけでなく効果的なメンテナンスを実施してより長く安全に使うことが求められるのだと思います。良い物を作りそれを大切に使い続けることは私たち日本人の得意分野だと思うのです。
 さて、政治の世界では民主党惨敗自民党大勝となり、再び政権交代しました。民主党政権では、子ども手当や幼稚園・保育園の一体化、高校授業料無償化など子どもに関する政策も多くありました。 子ども手当は公約の半額が支給されましたが、どの様に使われたのでしょう? それに、幼保の一体化と株式会社なども参入できる制度を目指しましたが、保育の質が低下するのではという反対が強く廃案になりました。
一方、学校制度の改革や幼児教育の無償化などを掲げている自民党政権ではどうなるのでしょう。
 子ども達と子ども達を支える保護者が暮らしよい社会になればと願っています。
 最後になりましたが、どうぞ本年もよろしくお願い致します。