平成23年9月 園便りより
小麦粉粘土を作る先生の手にみんなの視線が集中! うめ組は新しいことにとても興味を持ちますね。
寝室の窓を開けっ放していると朝方は肌寒く感じるようになりました。 まだ日中は暑い日が続くでしょうが九月も終わりになると、ついこの前までプール遊びを楽しんでいたことが不思議なくらいずいぶん涼しくなるのでしょうね。 今年の夏は「節電」でしたね。大停電にもならず一番暑い時期を乗り切れましたが、これは工場を日曜や夜間に動かしたり、国民全体がエアコンの設定温度を気にして節電に協力した大きな努力の成果だと思います。 元々日本人は倹約が得意な民族でしょうが、倹約・無駄の排除が行き過ぎて、楽しみを追求する気持ちまで倹約してしまうと景気が悪くなり不景気の渦にはまってしまい大変だと新聞に書かれていました。しっかり働いて今まで通り生活を楽しむ事が大切ということです。 節電の原因となった原子力発電所事故も、冷却作業が進んで危機的な状況を脱したようです。しかし、これまでに漏れ出た放射性物質が広い範囲でトラブルをおこし、問題解決まではずいぶん時間がかかる気配です。 大変大きな問題の原発事故ですが、転校させられたり屋外での遊びが制限されるなど、子ども達の心にも悪い影響を与えてます。 先日、原発事故担当の東京電力社員の説明に対し女子の中学生くらいの子どもが発言している場面がニュース番組で放送されていましたが、その子の態度がとても尊大で… 番組を見ていて何か勘違いしているその子がかわいそうに感じられました。その場にいる東京電力社員が事故を起こした原因でもなく、それに被害者が絶対の正義だというような感覚にも違和感を感じます。子ども達には、にこやかに健やかに育ってもらいたいと思うので、子どもを交渉テーブルに同席させ発言させる事にも首をかしげます。 やり場のない苦しみだからこそ、大人が前に立って子どもを守る姿が必要だと思うのです。 ところで、TVではタレントと暴力団とのつながりが話題になってますが、なぜどの局も同じタレントを使うのでしょう。 CMや番組に人気のタレントを使っていれば間違いないと、誰しも思うのでチャンネルを換えても同じ人が出ている事ばかり。 かと思うと、よく出ていた人を近頃さっぱり見なくなったり… どんな基準で誰が出演者を決めているのかとても気になります。 また、私でもあんな受け答えは到底出来ないと思う小学低学年の子役もいますが、可愛くないなぁ… それに、年齢に不相応の知識や訓練に励む幼児もいますが、どうなのでしょう? やっぱり、私の周りのやんちゃで無邪気な子ども達の自然な笑顔が一番だと思うのです。 |