平成22年11月 園便りより


 みんながとても楽しみにしていた運動会!  元気いっぱい楽しむことが出来ました。
      数々のご協力、保護者の皆さん関係者の皆さんありがとうございました。

  前日までの雨で、準備に手間取りましたが、運動会当日の降水確率は0%。
ハラハラしないで運動会を迎え、みんなの願いとおり秋晴れの清々しい空の下で子ども達は思いっきり運動会を楽しむことが出来ました。
保護者の皆さんのご協力にあらためて深く感謝しているところです。
 運動会後も、つい先日まで暖かい日が続いていましたが、一気に気温が下がり秋を通り越し冬の到来を感じるこの頃です。こんな時期は服のチョイスが難しいですね。保育園で子ども達は活発に動きますし園舎の中は暖かですので何枚も着込む必要はありませんが、見るからに寒々しい服装も子どもは体温調整力が低いので気をつけなければいけません。 
 運動会が済んでホッとする間も無く、今月はお楽しみ会の練習が始まります。 先日、職員会議でお楽しみ会の全体構成の検討を行いました。 
各クラスで、保育士が年齢と人数、過去の演目を考慮しながら選曲や振り付けを考えます。 劇を演じるのに大勢が主役を望み、保護者も巻き込んで険悪になり全員が白雪姫を演じた… という笑えない話を聞いたことがありますが、子ども達にやりたい役を選ばせるのではなく、保育士がそれぞれの子ども達が輝けるように、お楽しみ会に限らず運動会など他の行事での役柄や、活躍も考慮して配役を決めていきます。 舞台の上の子ども達の活躍が今からとても待ち遠しく感じています。
 先月は伯父が亡くなり、淋しい月でもありました。 長身で姿勢が良く法務関連の堅い仕事の後、寺の住職に就いていましたが、ユーモアと優しさにあふれた伯父さんでした。 もう十八年も前になりますが、父の葬儀で私と弟が独身なのを気にし、「二人の息子に良いお嫁さんを世話してください」と葬儀の最後、親族代表挨拶で言ったことをつい昨日のことのように思い出します。 私たち親族だけでなく、お参りに来てくださった方々から、あの伯父さんの挨拶はよく覚えていると言われるほど印象深いものでした。 葬儀の場であっても、心から心配してくれていることだからお嫁さんを、という挨拶になり、その気持ちが皆さんに伝わって心に残る挨拶になったのですね。 形式にこだわらず心を伝えることの出来る人に私もなれればなぁと思うのですがなかなか難しいですね。 伯父の葬儀は平日で学校の授業もありましたが、私の子ども達も参列させてもらいました。 日々の学習は勿論大切ですが子ども達にも人気のあった伯父さんの葬儀に出ることはそれ以上に大切だと私だけでなく子ども達も感じたことと思います。
 ずいぶん日が短くなり、午後五時には辺りがかなり暗くなってきました。そろそろ夕方のイルミネーションを取り付けようと思っていますし、職員は新型を含むインフルエンザワクチン摂取を行います。 皆さんもお早めに。