平成22年3月 園便りより


 とっても良い天気に恵まれました。 これまでの経験で段取りもよくとってもスムーズ。
   子ども達は、修学旅行のお姉さん達から「可愛い〜」と黄色い声を浴びていました。

   三月になり、今年度最後の月になりました。 園庭の枝垂れ梅も満開になって、一年経つのは早いものだと改めて感じています。 
 先生方は、卒園式に向けて文集や卒園DVDを作成しています。
 卒園文集は、大きくなってなりたいものや、保育園でのいろんな思い出を書き込んだ大切な思い出の品となることでしょう。 硬筆教室のお陰で子ども達が書いた文字はなかなか上手ですが、教室を行っていなかったずっと以前では、何を書いているのか判別出来ない字が多く、文字に取り組んでいる成果が現れていると感じているところです。
 そして、今年で三年目となる卒園DVD、録り貯めていた子ども達の写真を使って保育園での成長を綴ったものですが、開式前から卒園式を盛り上げてくれます。 写真の選別や映像の効果に音楽など、担任の意向を受けて楽しみながらではありますが、連日作業を続けています。 小学校で、「たからもの」というテーマの授業が行われた時に、卒園児がこの卒園DVDが宝物だと学校へ持参し、クラス全体でDVDビデオを観たという話を聞きました。 自己満足だけでなくもらってくれた本人も、宝物って思ってくれているのだと思うととても嬉しく感動した出来事でした。 でも、やっぱり卒園は複雑な心境です。
これまで何度もきく組の子ども達を小学校へ送り出してきましたが、成長した姿を嬉しく思うのと同時に、寂しさを感じます。 担任や、これまで受け持ったことのある先生にとっては、なおさら寂しいことでしょうが、卒園する子ども達と、いつまでもつながりを大切にしたいと思っています。
 さて、津久見市が公募していた地域子育て支援センターの委託先として向洋保育園を運営する橘福祉会が選定され、新年度の四月から千怒のとぎクラブの一部で運営を開始いたします。  とぎクラブという名称の施設は昭和五十七年に橘福祉会が設置運営する保育園として(第二向洋保育園その後ひまわり保育園に園名変更)建設されましたが、平成十一年に津久見市へ寄付しその後老人健康施設として使われてます。
地域子育て支援センターとは、保育所や幼稚園に通う前の親子をおもな対象として活動し、津久見の様々な子育て支援ネットワークのハブとなる役割を目指しています。 センターのスタッフには豊富な経験と津久見市全体の子ども達を対象とした運営を目指すため、元公立保育所の所長や保育士を配置し、もっともっと子育てしやすい津久見になれるようにと計画しております。
 締めの月、三月。 保護者の皆様にはこの一年本当にお世話になりましたが、引き続きご支援ご鞭撻お願いいたします。