平成22年1月 園便りより


元旦に袴姿 力強く格好良く、頼もしい姿にこれからの希望を感じさせてくれます。

  新年あけましておめでとうございます。 ご家族おそろいで、和やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。 
 先月のお楽しみ会! どのクラスも、どの子ども達も最高の出来映えで、胸が熱くなりました。 特に私は舞台の一番近くから見ていますし、ビデオの編集で何度も繰り返し、はつらつとした笑顔の子ども達の演技を見てとても幸せな気分でした。ビデオは、今回三台のハイビジョンカメラを使っての撮影しましたので、とても良いビデオが出来たと思っています。大勢の方が我が子を撮影されていましたが、我が子だけのビデオと園のオフィシャルなビデオの双方があれば完璧ですね。 お楽しみ会には絶対出たい!という子ども達の強い思いがそれまで病気を寄せ付けなかったのか、ほぼ全員参加出来たお楽しみ会ですが、その後にインフルエンザ・水疱瘡が流行し、皆さんにご心配をおかけいたしましたが、年が明けて、感染症も収束に向かうのではと期待しています。  
 さて、昨年の総選挙で誕生しいろんな政策を打ち出している新政権。
目玉の、子ども手当。 子育て支援に思い切った政策ですが、財源に認可保育園の運営費を地方負担にして…という案もありました。結果、保育関連の予算は何とか守られましたが、来年度子ども手当は半額の支給です。 その後、満額支給で継続的となると、認可保育園の保育料を大幅にアップし、受け取った子ども手当から支払ってもらうという方向になるのではと心配しています。お金も大切ですが、子育て環境はもっと大切だと感じています。
 ところで、津久見子ども育成支援計画の策定委員として会議に出席しているのですが、津久見市は、今後十年間で小学校入学前の子どもの数が現在の半分になるとの予想にとても驚いてしまいました。保育園の中にいると、お母さん方が次々に妊娠されて少子化という印象を受けにくいのですが、実際は遠からず津久見市全体が限界集落になってしまう危険が迫っていて、こんなに切羽詰まったデーターがあるのにすこしのんびりな気がします。
津久見のこれからを担う子ども達が沢山いて賑やかで活力ある地域になるためには、大胆な発想の転換やアイデアが必要だと思っています。 たとえば、高速道路無料化に絡めて、津久見に住んで他市で働く場合に通勤手当の支給や、海という大きな財産のユニークな活用など、不況の風や過疎の波に立ち向かい、生まれ育った津久見を大切にした生活が出来ればと思います。
 最後になりましたが、本年もいろんな面で大変お世話になります。
どうぞよろしくお願いいたします。