平成21年12月 園便りより
大避難訓練では放水も体験しました。 ビシッと敬礼する消防署のお兄さん達は格好いいなぁ。
遊戯の音楽がどのクラスからも聞こえてきて、お楽しみ会が近づいた盛り上がりを感じています。参加した子ども達が成長して舞台で演じた事が、良い思い出だと思ってくれればと願い、そして当日の様子を思い浮かべながら職員は連日衣装や小物の製作に取り組んでます。 以前にも書いたことがありますが、園児でも舞台での堂々とした動きが出来るようになりますので、小学校や中学高校に演劇部というか劇もダンスもあって見ている人が楽しめる、エンターテイメント部のようなものがあると楽しいだろうなぁと想像してしまいます。そんな活動をしていると、観客を楽しませることに喜びを感じて、プロとして成功する人も出てくるかもしれません。スポーツだけでなく文化的なクラブ活動も盛り上がってくれると良いですね。 そんなことを考えながら事務室からふと外を見ると、近頃は日暮れが早く夕闇の寂しさを感じますが、先日取り付けたLED電飾がピカピカと点いて明るくにぎやかになりました。子ども達も喜んでくれているようです。 さて、政権交代で始まった公開事業仕分け。マスコミの関心を集め国民の支持もあるようですが、現場を知らない人たちの個人的判断ではという印象もぬぐえません。 延長保育や保育所のあり方についても色々と意見が出ていてとても残念な気がしました。 科学技術の発展に関する予算も、必要ないのではという意見が大半で大幅に削減されてしまいました。 基本的な保育や教育、医療や福祉は損得勘定が相応しくなく、儲けを求める分野ではありませんので、公的資金で行うべきだと私は感じています。 ところで、気がつくと十二月なのですね。一年という時間の経つ早さに驚いてしまいます。 でも、私の感じる時間の早さと子ども達の感じる早さはずいぶん違っているらしいのです。 人間、体温が高いときには時間の間隔が長くなり体温が下がると短く感じるという実験結果があるようです。 子どもの時期は基礎体温が少し高めですので、一年間を長く感じたことでしょう。 私たちも小学校の六年間ってとても長かったと感じていませんか。 いろんな行事が盛り沢山の十二月。 インフルエンザもパラパラ発生していますが、元気に乗り越えて楽しく過ごしたいと思います。 |