平成21年8月 園便りより


いろんな色を混ぜてボディペンティングを楽しみました。 麦わら帽子がよく似合っています。

 やはり! 梅雨の終わりには猛烈な雨が降りました。 防府市で起きた豪雨による土砂崩れは老人施設を直撃し見るも無惨な状態にしてしまいました。福岡もすさまじい雨量で列車が運休したり、高速道路が土砂で埋まったりして大変でした。津久見でも激しい雨が降り、そのせいで滅多にない日食を観測することが出来ず、先月はとても意地悪な天気でした。 人間がどんなに頑張っても自然には太刀打ちできないということがあらためて実感させられました。
 先月は、保護者との関わりというテーマで、学校の先生方などを中心とする会で事例発表を行うことになりました。 あまりに急な依頼でしたのでとまどいましたが、おやじ会の取り組みを中岡先生が発表することとなり、発表原稿やスライドの製作などの手伝いを行いました。 学校の先生方は、幼稚園と保育園の区別が付かなかったり、認可保育園と無認可園の違いも明確でない方も多くいましたが、この発表を行うことによっていくらかでも、就学前の子ども達の生活を知っていただく良い機会になったと思っています。
公立の学校では先生方の移動があって学校それぞれの特色よりも、個々の先生方の色が濃く現れるような気がしています。保育園から小学校へ上がる子ども達が一番良い環境で通学できるように情報交換していても、新年度になってみるとその先生が転任されていてとまどうことが多くありました。 転任の決定が年度変わりぎりぎりに行われるのは仕方ないことですが、学校として蓄積したいろんな情報をうまく次年度につなげてほしいとお話ししたところです。 
これからも、学校など他の団体とさらに情報交換を重ねることによって、地域の子ども達の広く深い支援が出来ると感じております。
 ところで、今月末に衆議院の選挙が行われます。地方分権という流れは大切ですが、田舎は小学校の先生の数や保育所の職員数はお金がないから少なくても仕方ない…なんて事にならないように国が責任を持つべきだと思うのです。 認可保育園は国の制度として運営されていますので、選挙の行方がとても気になっています。
 さて、夏らしく今年も、さくら組以上に麦わら帽子を園で用意しました。日差しを遮るつばが広く、かなり涼しく感じられるでしょうし、なんといっても麦わら帽子の子ども達って夏にぴったりで、とても可愛らしく感じられますね。