平成21年6月 園便りより
とっても天気が良かったので園庭でシャボン玉遊びを楽しみました。
先月の園便りで、新型インフルエンザの感染拡大が心配だと書きましたが、国内でも発生し関西圏では修学旅行のキャンセルや学校・保育園などのお休みなど、生活に影響が出てしまいました。幸い、当初心配されていた鳥インフルエンザとは違って弱毒性のウイルスということで、一般的な季節性インフルエンザと同じような扱いに国の方針も変更されるようで少しホッとしていますが、子ども達の手洗いうがい、園内の衛生管理を今後も徹底していきたいと考えています。 さて、先月保護者のお手元に、向洋保育園の保育課程と皆さんの保育に対する願いのアンケートをお配りしました。「園の保育方針を改めて確認することが出来て、一層安心感を感じました。」という連絡帳でのコメントを複数頂いて、嬉しく感じております。今回、厚生労働省告示の保育指針改定に伴って保育課程の明示と保護者の意向を組み入れた保育を実施するようになりましたが、どの保育所も保育課程の明示を行って全国の認可保育園の質が一層良くなってほしいと願っています。 保育園は旅館や食堂と違って、皆さんがいくつもの園を利用することはほとんど無くそれぞれの園の違いを実感できないのですが、同じ認可保育園でも園によって保育の内容は本当に様々です。 ただ預かっていれば良しという園もあれば、保育計画を深く検討実施しその反省を組み込んで保育を行っている園もあります。 地域によっても毎年満員で入園待ちの地域と、幼稚園や他の保育所と競合しているところでは、おのずから保育の内容も変わってくると思います。 現在の向洋の保育スタイルは、これまで園を利用されてきた方々の前向きな提案、勤務されてきた先生方の熱意と意見を出しやすい園の雰囲気によって作られてきた財産で、他園と比べても手前味噌ですがなかなか良い線行っているのではと思っています。もちろん、まだまだ改善されなければならない箇所や、問題そのものに気づいていない点もたくさんあることでしょうが、それらを改善しつつ、皆さんのご協力をいただいて入園している子ども達はもちろん、利用される保護者と向洋で働いているスタッフそれぞれを大切にした保育園でありたいと願っています。 |