平成21年5月 園便りより

 暖かくなって気持ちよい園庭でお昼を頂きました。 みんなも嬉しそうでニコニコです。

 新緑もまぶしく、とても過ごしやすい季節になりました。 進級した子ども達もクラスや先生にも慣れて園内がとても落ち着いてきたようです。
 暖かくなりましたが、少し気になるニュースが入ってきています。 メキシコで豚インフルエンザが流行し、豚から人へ感染する状態から進化して、すでに人から人へ感染する力を持ったようです。 これは対応が遅れると大変な事態になりそうで、船によって人が移動していた時代は検疫がしっかり機能していましたが、飛行機を使う現在では感染はしたが発病前の状態で到着することも考えられるので、感染が広がる可能性が大きくとても心配です。 ただし、食材の豚肉については安全性も確保され、必ず加熱調理されますし、向洋では食品の内部まで加熱されているか中心温度計で計測しておりますので、過剰に神経質になる必要は無いと判断し、今後も給食の食材として豚肉を使用する予定です。しかし気分的な問題なのですが一応食肉店には国内産豚肉をとの指定の確認を行いました。
 これまで鳥インフルエンザに関して、国内で流行の兆しがある場合学校や保育園は休園休校の措置をとることになっていますが、豚インフルエンザが近隣で発生した場合も同様の対策を取る事になると思います。可能性は低いと思いますが、突然連絡する場合もありますので、ご協力お願いいたします。
 さて、先月は年の初めとして、いろんな計画の話し合いや、全体での研修を行いました。日頃からしっかり記録をとる事を心がけていますので、昨年の良い点や反省点をそれぞれ協議し、保育内容や行事を再検討しました。例年こうだから… という訳ではなく継続する事柄についても原点に立ち返り検討し少しでも昨年度より上質な保育になるよう頑張りたいと思います。 また、大分県保育大会で発表した内容や保育士専門講座で研究した事を全体の職員で再研修しました。 手前味噌ではありますが、内容も深くレベルが高いと感心し、全体研修を行う事によって向洋全体の資質が向上することをとても嬉しく感じ、真剣に保育と向き合っている先生方の見えない努力を保護者の皆さんにお知らせしたいと思ってしまいました。 
でも、舞台裏の努力を見せないのがプロなのかもしれませんね。
 気持ち良い気候の五月、毎日にこやかな保育園でありたいと思っています。