平成20年8月 園便りより


この季節ならではのボディペイント遊び! 体に色をつけて楽しむのは人間の本能かな?

 先月初めに沖縄で九州保育大会が開催され、沖縄は真夏だなぁと感じて帰ってきたところ、早々に梅雨が明け大分も沖縄に負けずに真夏で驚いたところです。 とても短い梅雨でしたね。 そして、先月は父の十七回忌法要を行いました。 なんだかあっという間に時間が流れているのを改めて感じたところです。 生前、園舎の老朽化等で心配事も多かったことと思いますが、今の活気ある向洋保育園を見ることが出来たならばとても安心してくれるのではと思います。
 こうめ組の増築工事も完了しました。 0歳児は、歩けるようになった子と寝返りもまだの子と、月齢によって活動が全く違います。お部屋を区切って活動することによって、これまで以上に快適な環境で子ども達を保育することが出来るようになると思っています。
先日、福祉事業の中期的計画について福祉事務所と話す機会がありましたが、増築場所を視察していただき、向洋の子ども達への積極的な取り組みを見ていただいたところです。 また、お母さん方の要望が大きい病後児保育について実施できるようお願いし、市全体の福祉関連のお話もしました。 保育所はその制度が変われば大きく内容も変化しますので保育制度の維持についてもお願いしたところです。
 認可保育所という場所は、その地域の方が利用する公的な施設です。 よって、認可保育園で行われる保育は偏った保育理論ではなく、大らかで自然な保育と集団生活で学ぶ規律のバランスのとれたものでなくてはなりません。 子どもは何でもどんどん覚えますが、しっかりした大人になってもらうためには二歳児に九九や英語などの早期英才教育は必要ないと思っています。 他の押しつけではなく、子ども達と共にいる保育者が考えて計画した保育が大切だで、それこそ向洋が保育目標に掲げる「自由な発想」が必要です。 常に子ども達に最良の保育を提供出来るように自由な発想で取り組んでいきたいと思います。
 まだ暑い日が続きますが、エアコンの効いた部屋から暑い外に出ると温度変化が大きく、熱中症になる恐れもあるようです。 子ども達の様子をこまめに観察しながら夏を乗り切りたいと思います。