平成20年6月 園便りより
日除けのある人工芝エリアはこうめ組に最適。 みんなで並んでにこやかに写りました。
段々と雨の日が多くなって、梅雨がやってきます。 ジメジメとして気温の上がってくるこの時期は、食べ物の管理に気をつけなければなりません。 ついこの前までは、台所に一晩置いていても大丈夫だった食べ物も、近頃は腐敗が急速に進み危険になっています。 毎日お家から園に持って来るお箸とコップも丁寧に洗って、その入れ物やカバンも洗濯して清潔を保っていただきたいと思います。 先月はお隣中国で大きな地震が発生しました。 阪神淡路や中越地震のイメージで被災地を想像していましたが、被災面積が九州全域を遙かに超える広さという報道を聞いて地震の凄まじさを感じました。地震による揺れも強く、範囲も広範囲だったとは思いますが、建物の構造にも大いに問題があったと言われているようです。 なかでも、多くの学校が倒壊し子ども達が多数下敷きになり、その親の悲しみは考えただけでも寒気を感じるほどですが、日本でも学校の耐震化はなかなか進んでいないようです。 しかも校舎の耐震化率で大分県は下から数番目と報道されていました。 津久見市内の学校校舎はどうなのでしょう。 いつ来るかわからない地震だからこそ、また大切な子ども達の命に関わる事ですので、一日も早い耐震工事の実施を行政にお願いしたいと強く思っています。 幸い、向洋の園舎は平屋作りのうえに基礎杭の打ち込みなど耐震強度に十分余裕を持って施工しました。 高額の出費でしたが基準以上の耐震化を行っておいて本当に良かったと思っています。 四川大地震被災地でも雨期に入って衛生面の危険性が一層心配されるところです。 衛生面だけでなく地震ダム湖の危険性や化学工場の倒壊に核施設の被害までもと、次々に大きな問題が発生していますが、被災地の皆さんが一日でも早く平穏な生活に戻れるように願っています。 さて、今月は向洋六十周年の会を開催予定です。 戦後まもなくセメント町蓮照寺境内に設立され、それからいろんな事がありました。 市全体の児童数は激減し保育園を取り巻く環境もずいぶん変わってしまいましたが、皆さんのおかげでこんなに永く園が続いていることを深く感謝いたしております。 |