平成19年4月 園便りより
大きく紙を貼り合わせて、みんなで思い思いに絵を描きました。 思いっきり描けて楽しかったよ。
平成十九年度がスタートしました。 気分一新、新しい年度のスタートにとても期待しているところですが、いつも聞こえていた前年度きく組の声と姿が見られず寂しさも感じております。 先日行われた第五十八回卒園式はとても素晴らしいもので、先生方が連日遅くまで制作した思い出のスライド上映で一気に雰囲気が盛り上がり、その夜開催された保護者主催の茶話会(酒話会?)でも楽しいお話が出来て、「もっと早い時期にこんな会をして欲しかった」という声まで戴きましたので、少し計画してみたいと思っています。 その会でもお話ししましたが、実は先月、私は心中穏やかではなかったのです。 というのも公立保育所の民間移管に質の高い保育を提供すべく手を挙げて、これまでの保育の取り組み、経験豊かな保育士の確保等々を提案したのですが、向洋が独占状態に近くなるという意見があったのか、まさかの公募落ち! 保育の質ではなく他の要因で決められた気がして、とても落ち込んでおりました。 しかしこれを良い奮発材料としてさらに前進したいと考えており、年間計画職員会議で十九年度、向洋保育園は、「上質な保育」を合い言葉にさらにきめ細やかな保育を実践していく決意を職員一同行ったところであります。 まずは、看護師を配置し、急な発熱や万一時の怪我の場合にも少しでも安心して対応できる体制にいたしました。 ただ、看護師がいても治療が出来るわけではありませんので、発熱時の連絡やお迎えをお願いすることに変わりはありませんが、看護師がいてくれるお陰で園側も保護者の皆さんもすこし余裕が出来るのかと考えております。 また健康や保健についてのアドバイスもいただけることでしょう。 さらに、研修体制を大幅に強化したいと考えております。 私が、県保育連合会の研修委員長ということもあり、これまでも職員の研修参加率はとても高かったのですが、更に積極的にいろんな研修へ職員を派遣していく予定ですし、 年数回、大学教授を招いて子育てに関する講座も予定しております。 離乳食やトイレトレーニングなど子どもの発達状態を今一度深く見直して一歩前に進んだ保育を実践する決意です。 保護者の皆さん、どうぞこの一年よろしくお願いします。 |