平成18年12月 園便りより
大きな柵付のワゴンに乗って、ちょっとだけ園庭から外に出て散歩してみました。
早いもので今年も最後の月となってしまいました。 師走といわれるように忙しくばたばたした印象がありますが、じっくりこの一年を振り返ることも必要なのだろうと思ってしまいます。 というものの、お楽しみ会が近づいて各クラスは劇の練習・遊戯やダンスの練習とにぎやかです。 今年は津久見市チャリティショーへの出演も回ってきていますので、きく組は特に忙しい毎日のようです。 また、事務室も楽屋裏の雰囲気がいっぱいで、衣装制作と小物の作成に職員が夜遅くまで熱心に作業しております。 子どもを呼んで衣装あわせをすることもあるのですが、可愛いドレスや着物、劇で扮する衣装を着せてもらい、どの子もニコニコ顔です。 卒園してしまうと劇や遊戯をする機会が無くなってしまうのが残念で、段々と恥ずかしがったり照れたりする子も多くなるのでしょうが、中学生や小学校高学年生のビシッと決まったダンスや劇を見てみたいものです。 小中高校に演劇部などがあったらめいっぱい応援してあげるのになぁと思うのです。 ダンスや劇といえば芸能界。 よくテレビに出る人、近頃見なくなった人と様々です。 コマーシャルなど同じ人がいろんな所に出ていて、なぜ同じ人を使うのだろうか不思議に感じます。 番組も、どのチャンネルでも頻繁に出演している人が結構いて、まぁその人が持っている雰囲気が視聴者に支持されているのでしょうが、たいして面白くない人で頻繁に出ている人もいて、誰がどんな判断で出演させているのかとても興味があります。 頻繁に出ていればいつの間にか人気者になるのでしょうし、いくら面白くても放送されなければ過去の人となってしまうのでしょう。 さて、勤労感謝の日特集として大分合同新聞に保育園の職場体験の記事が出てましたが、そこは無認可保育園でした。 ムムッと紙面を見ていると上隅に小さく「PRのページ」の印刷。 広告料を取っていかにも職場体験したように書いたやらせ記事なのです。 テレビや新聞の力はとても強くて… 私たち一般人は放送・報道の裏側をちょっとだけ考えることが大切なことかもしれません。 連日いじめ自殺事件をテレビは報道していますが、「いじめる奴は悪い、でも死ぬのはもっと悪い」というスタンスで報道し自殺の連鎖を止めてもらいたいものです。 |