平成18年6月 園便りより
「二十二歳の別れ」の映画撮影隊が来ているというので出かけていきましたが、一歩遅くて…。
後ろのごまがら山、他の地域では見ることが出来ない景色でしょうね。
六月です、雨の日が続くのでしょうね。 六月一日は向洋保育園五十八回目の開園記念日、市内の会社でもこのように長く続いているところはそう多くなく、向洋に通ってくださった方々、勤めてくださった職員と地域の皆さんに毎年開園記念日が来るたびに深く感謝しているところであります。 これからも地域に必要とされる園として職員共々頑張りたいと思っており、六十周年記念には何か計画をと考えているところです。 今年は、全国保育士会創立五十周年ということで、各園の古い写真などを集めて展示する計画があるそうです、向洋からも何枚か協力出来るのではと思っています。また、正子先生から昔々の遊戯を習って、保育士自主研修会で発表出来れば盛り上がって面白いかもと考えております。 ところで、十月から認定こども園という制度が発足します。 これは都会での保育所不足対策と過疎地での効率的施設の運用ということで、幼稚園と保育園の機能を併せ持つ施設なのですが、私としては全国的に児童数が減少している幼稚園への救済策の感じを強く受けてしまいます。 この、認定こども園には様々なタイプが存在し、認可保育園と認可幼稚園が合体するタイプならば大丈夫だとは思いますが、認可幼稚園が無認可の保育園を運営というタイプもあり「認定」という言葉と現実とがかみ合わないのに、間違ったイメージを利用者に与える可能性も心配されるのです。 単に三歳未満児の受け入れを行うことだけでは、幼稚園の人的配置や食事の問題もあり少々無理があると思うのですが…。 さて先月、向洋では魚のメニューが豊富ですと園便りに書きましたら、読んでくれていたように、(株)兵殖さんから「ぶり」のプレゼントを戴きました。 新鮮な切り身で、お刺身で食べたぁいとみんな思ってしまいましたが、照り焼きにして給食に提供しました。さすがに美味しくて子ども達はペロリと食べてしまいました。 これから気温上昇と湿気によって食中毒が心配な時期になります。 向洋では三歳以上児も完全給食なので、作ってから食べるまでに時間がかからず衛生的なのですが、ご家庭から持参されるお箸やコップの洗い方に今一度ご注意お願い致します。 |