平成17年12月 園便りより
今月の誕生会は、カラフルサンドランチ。 きく組とすみれ組の部屋をつなげてみんなでいただきました。
もう目の前にお楽しみ会が近づいてきました。 先日二十六日には初めての舞台練習を市民会館でおこない、立ち位置や遊戯の流れなどを確認してきました。 次回の総練習には衣装を付けての最終調整です。 練習している子ども達もとても嬉しそうで、それぞれの役になりきって演じたり踊ったり、日常とは違った一面を見ることが出来て当日がとても楽しみです。 さて、小泉内閣が推進する三位一体改革。 地方に税源と権限を移してそれぞれの地方で特色ある政治を行うという改革です。 全国知事会・市長会・町村長会にそれぞれの議会がこの改革を推進するように働きかけていますが、生活保護や義務教育に係る経費の取り扱い、保育所経費の取り扱いなど地方と国の意見の対立も聞こえてきます。 そもそも、東京・横浜などの大都市と大分県内の市町村とでは税源移譲によって使えるお金の額があまりにも違いますので、地域によって義務教育や保育政策に大きな違いが現れてしまいそうです。 補助金を削減して税源移譲や交付税にということは、国にお金が無くなったから、今まで文房具(義務教育費や保育所経費)しか買ってはいけないと渡されていた1000円が何にでも使って良いけど500円ですというようなもの。 金額は減ったけど自由に使えるなら、学校経費ではなく違うものに使っちゃえと考える知事や市長さんが現れるのは目に見えています。 他の使い道をしたいから知事会・市長会は一生懸命なのかもしれません。 校舎や園舎の老朽化には国の補助金が出ていましたが、今後は津久見市のことは津久見市でやってねという話です。 向洋は運良く建て替え出来ましたが、建て替えに関して深刻な問題を抱える保育所が増えることでしょうし、延長保育の補助が無くなれば開園時間も短くなってしまいます。 反面、生活保護について地方は、国の権限で行うべきと強行に主張していますが、本当に困っている人、そうでもない人の見分けは一番近くの市町村が行うべきではないかと思うのですが…。 認可保育園は行政の施策によって大きな影響を受けます。 財政の厳しい津久見市ですが、子育て支援の中核である保育所への支援を今後もしっかりとお願いしたいと考えています。 |