平成17年7月 園便りより
水圧でクルクル回るスプリンクラー 冷たい水が気持ちよくてみんな集まってきます。
水が顔にかかるのが嫌なのでおしりを向けた姿が可愛らしいですね。
夏本番!雨の少ない梅雨で、いっそう日差しを強く感じます。 梅雨だけでなく五月以降の降水量が少ないとのこと。 三年連続雨だったため、開催日を五月から今月へ変更した向洋祭り。 開催日を変更したから五月は晴れの日が多かったのかと少し悔しい気分です。 今月九日の向洋祭りは是非是非降らないでほしいと願っています。 雨が少ない心配をよそに、子ども達は毎日元気、みんなが待ちわびていたプールも登場し園庭は子ども達の歓声でいっぱいで、それぞれの年齢に応じていろんなプールで活動でき、子ども達も嬉しそうです。 先日のニュースで合計特殊出生率が過去最低を更新したと報道されていました。 働く女性が増加し共働き家庭が一般化していますが、なにより晩婚化・未婚率の増加が出生数の減少を招いているようです。 結婚されている方は二人三人と子どもを持つ家庭が多く一人っ子の割合は少ないようですが、出生率がこの水準で推移すれば、社会保険や年金の枠組みが壊れてしまい深刻な事態になりかねません。 しかし、子育て支援の中核として位置づけられている保育所も都会では希望しても入れない状態が続いていますし、津久見でも保育所入所の希望が増加しなかなか入園できない状態になっております。 更なる子育て支援への資金が必要でしょう。 スエーデンでは高負担、高福祉の原則で、保育所の数が多く、児童手当も充実させて、出生率の低下を押さえることに成功していますが、消費税20l所得税も日本よりはるかに高く、日本ではその負担を納得出来ないでしょう。 他の先進国の中で出生数が落ち込んでいない国はアメリカですが、未婚の母の増加、高校に託児所など、その実態は理想とはかなり離れたものとなっています。 先月の園便りにも書きましたが、都会で暮らして、一分一秒の時間に追われる生活をしていてる方にとって子育ては極めて難しい問題でしょう。 もっと田舎の良さをアピールしなければと感じたところです。 さて、夏はどうしても体力を消耗しがちです。 夜は暑くて寝苦しく、意外と明け方は冷え込むので子どもが蹴脱いだタオルケットをかけてあげるのにお母さん方は寝不足になりそう。 子どもも、お母さんお父さんも翌日に疲れを持ち越さないように、早めの就寝が良いようです。 |