平成16年5月 園便りより
小園神社から向洋保育園の園庭がよく見えます。
散歩の途中でいつもとは違う視点で見る保育園にすみれ組も興味津々でした。
山の木々も新緑がまぶしくなり、園庭の芝生もだいぶ伸びて五月という季節を実感しています。 吹く風にほのかな夏の匂いも混じっているようにも感じられます。 風の匂いや緑の輝きなど、命あふれる雰囲気とは裏腹に、向洋保育園の監事が亡くなってしまい寂しい思いがしております。 監事の佐藤道夫氏は私の父と青年団活動を通して懇意にしていただき、旧園舎建築や第二向洋保育園(ひまわり保育園)建築、それに現在園舎の土地取得など向洋保育園の大きな節目毎に大変ご尽力していただきました。 園便りの私の文章に対しても、なかなか良かったとか、今月はお願い事が多いとかの批評をいただいて、それが励みになっていたのですが、残念です。 損得抜きで親子二代にわたってお付き合いしていただいてとても感謝しております。 私も友人とこのような付き合いができればと思ったところです。 さて、今年度からさくら組以上は、掲示板を利用して毎日の様子をお伝えしてますがいかがでしょう。 従前通り連絡帳へ保護者のコメントがあれば返事を書き込んでいますので、先生方の仕事量はむしろ増えましたが、ほぼ毎日写真もついて、他のクラスの活動も覗けますので良いという声も聞きます。 保護者の皆さんの掲示板への関心が高くなってクラスの活動だけでなく、いろんなポスターや連絡も同時に見て戴けているように思います。 保育園の方針と保護者一人一人の要望が常に一致するとは思いませんが、情報のやりとりをする中でお互いにベストな点を見つけて行ければと思っております。 向洋保育園の基本的考えとして、「儲け」という言葉はありません、これは認可保育園ならば当然のことで、児童数が増えればそれに合わせて職員を配置しなくてはなりません。 なかには、絵の具などの教材や、ちり紙等も家庭負担としている園もあると聞きます。 向洋は、保育に必要なものは園で用意するという基本をこれからも守っていきたいと思います。 |