平成16年4月 園便りより

 暖かい日も段々と増えてきて園庭の芝生も緑が増してきました。
   鰺のみりん干しを園庭で焼いてみんなで楽しいお昼ご飯! 美味しかったねぇ。    

 平成十六年度がスタートしました。 クラスが進級し、お部屋と担任が替わり、子ども達もそれなりに新鮮な気持ちの事でしょう。
子ども達は回りの環境変化に対する順応性がとても早く、クラスの名前と先生の名前をすぐに覚えてくれることでしょう。 反面、一生懸命お世話をした先生のこともすぐに忘れてしまうこともあり、淋しい思いをすることもありますが…。 卒園したきく組も、一ヶ月もすれば立派な小学生として顔つきも変わるのでしょうね。 今までお母さんと一緒に登園していたのに学校へは自分の足で登校となり、朝の時間はいっそう忙しくなりますが、遅刻などしないで元気よく通学してほしいと願っています。
 いろんな事が新しく変わる四月、向洋保育園もいろんなアイデアで少しずつ改革ができれば良いなぁと思っています。 連絡帳のあり方や園内での研修、保育記録の取り方や年間行事など、マンネリにならないよう常に改革していきたいと考えています。
 また、登園時間が遅くなりがちだった方は新年度の節目を契機に朝のリズムを見直してみてはどうでしょう? 小学生になってからではなかなか大変ですし、社会の一員として生活する中で何よりも時間の観念が大切だと思うのです。 時間と上手につきあうことに早く慣れてもらいたいと思います。
 さて、今年度から公立の認可保育園(津久見市では明光保育所)の経費は津久見市だけで負担することとなり、財政がそれでなくても厳しい津久見市はとても苦労しているようです。 民間認可保育園(向洋保育園)はこれまでとおり国・県・市の三者での負担で今のところ大きな変化はありませんが、これからは、市が保育をどの様に考えているかによって保育料・保育内容に他市町村と差が生じて来ます。 有権者である保護者の皆さんが子育てしやすい環境を推進してくださる市長と議員を選ぶことが何よりも大切になってきます。
 今年度も向洋保育園は、子ども達へよりよい保育環境を提供し、保護者のニーズにできるだけお応えできるように職員一同、頑張ります。