平成16年3月 園便りより
散歩に出かけてタンポポを見つけました。 ふーって吹いてみると…
みんなしっかり歩けるようになりましたねぇ!
毎年、年度末の三月が来ると、早いものだなぁと感じ、この一年間を振り返って子ども達の成長にいつもながら驚かされます。 人間の一生の中でこんなにも成長の度合いが大きな時期は就学前のこの時期だけです。 一番成長するこの時期に関わりを持つ私たち保育者の責任の大きさを毎年ながら考えてしまい、「三つ子の魂百まで」ということわざ通り、保育園での記憶と習慣がずーっと残っていくと思うと改めて身の引き締まる思いです。 絵を描いたり、楽器遊びや運動遊びなどの保育計画の重要性は勿論のこと、保育園全体の清掃や飾り付け、花壇の花などの子どもが過ごす保育園の雰囲気はとても大切なものだと思います。 給食の味や盛りつけも重要ですし、何より保育者の態度や言葉が子ども達の成長に大きく関わっている事実を深く受け止めて日々の保育に取り組まねばと感じているところです。 こうめ・うめ組の子ども達の場合、成長し日々の生活を思い出すことは出来ないかもしれませんが、記憶にも残らない深い心理の形成に大きく関わっている事実を考えると、年齢の大きなクラスよりも更に子どもが過ごす保育園のトータルな環境の重要性に気づかされます。 日々新しい事に挑戦しながらより一層子ども達に望ましい保育園でありたいと思っておりますし、ご家庭での子どもに対する環境(生活時間や食生活等々…)も保護者の皆さんに考えていただきたいと願っております。 先月は、韓国からの視察団が来園し、大分市の幼稚園さんも来園しました。 園舎や保育内容についていろいろと質問を受けましたが、給食内容がすばらしいとの言葉をいただき、神田先生と岩尾先生の日々の頑張りに感謝しているところです。 何と言っても生活の中で「食べる」って事とても大切ですからね。 また、保育士養成の短大から保育実習生が来園し、子ども達とふれあいながら実習を行いました。 どの学生もとても明るく、熱心に保育に取り組んでいただきました。 将来素敵な保育士として活躍されると確信しています。 |