平成16年10月 園便りより
すみれ組から給食の先生にみんなで書いたでランチョンマットをプレゼント!
果物マークでおかずやご飯の位置がわかるようにまた、汚れないようにラミネート加工しました。
吹く風も秋の装いで、おでんや鍋物の温もりが恋しい季節となりました。 今年は記録的に雨の多い九月だったようで、秋晴れが見られるようになるのは十月からなのでしょうか。 園庭では運動会の練習に熱が入っています、是非よい天気で迎えたいものです。 運動会に向けての職員会議では例年通り準備から競技内容、プログラム進行に後かたづけまでいろんな場面を想定して計画を立てました。以前はほんの数名だった0歳児・1歳児のプログラムをどのように設定すれば子ども達の負担が少なくなるか、雨天時の準備は等々、考え出すと切りがありません。 毎年行う行事ですがマンネリにならないように検討する保育士の熱意に感謝しています。 運動会に限らず、保育士は、それぞれの年齢に応じた年間計画を立案し、月毎の活動計画(月案)を立てて週案を考えて、その日の保育の流れを日案(ディリープログラム)で計画実行しています。 用意する教材や人的配置も考えて、実施した後の反省もしっかり記録します。 クラスの保育の流れとは別に、(児童表)という個々の子どもの心身発達記録も義務づけられています。 計画し、実施して反省してもっとより良い保育を行うことが、プロフェッショナルの仕事です。 無計画で無記録の保育は保育とは呼べず単なる子守にすぎません。保護者の皆さんからのいろんな意見も十分に取り入れながら保育のプロとして(保育士は国家資格なのです)共に子育てを楽しんでいければと考えています。 認可保育園では児童一人あたりに対する床面積や保育士の数を国が定めていますが地方分権という方向で、それぞれの地域で対応するという案が検討されています。 お金のない地方では保育士の数や床面積の必要数を減らせば保育に係る経費が削減できると考えているようですし、保育所入所の基準がとても厳しくなり空きはあるが入園できない…なんて事にならないように次世代を担う子ども達の保育に関しては国がこれまで通り責任を持っていただきたいと願っています。 さて、先日、大分県保育連合会の研修委員長という立場から、県下保育所給食担当者の研修会を開催しました。 食育に取り組み情報公開に努めているところもあれば、市販品を多用し変わり映えしないメニューを出し続けているような所まで様々です。 そんな状態であれば「外部委託に…」という声も聞こえてきます。 保育界全体の給食調理のレベルアップが必要だと感じております。 向洋の給食はかなりハイレベルで、給食担当の先生方に改めて感謝した研修会でした。 |