平成15年8月 園便りより
雨模様の天気にも負けず元気いっぱい宗麟音頭を踊って、港祭りの開会を告げました。
福岡市では子ども二人を含む一家四人の殺人事件、また先月は、長崎で中学生による幼児殺人事件が発生し世間を驚かせました。 二つの事件は内容的にかなり違った事件ですが、どちらの事件も命の大切さをすっかり忘れているところが共通しています。 何故、人の命は大切なのか…命の大切なところは、やり直しのきかないものだから・自分も他の人から大切にされたいから等々 子ども達と共に命についてじっくり考える時間が必要であり大切だと思うのです。 殺人までに至らなくても、路上強盗、空き巣等々物騒な世の中になってきています。 津久見も高速道路が開通して空き巣被害が増加しているようです。 日頃からの近所つきあい、ちょっとした挨拶で空き巣に遭う確率は大きく低下するという事を聞きました。 田舎で狭い街の良さ「近所つきあい」をこれからも発展させて津久見を益々住みよい安全な町にしていけたらと思います。 さて、挨拶などのちょっとした人間関係で地域の雰囲気も大きく変わります。 会社では、人間関係が大きく仕事に影響を与えます。保育園では職員と子ども達・保護者、職員同士など人間関係そのものが仕事といって良い状態です。 向洋では、保護者の皆さんと良好な信頼関係を築くべく日々努力しているつもりですが、まだいたらない点も多くあるのではと思います。 しかし、保育所と保護者双方の前向きな姿勢で、まず子ども中心に据えていろんな問題解決を図りたいと願っています。 保護者と園との間に信頼が無ければなにも始まりません、日々の連絡帳や会話によって強い信頼関係を構築して行かなくてはならないと感じておりますが、信頼関係はお互い相手があっての話、保育士と保護者それぞれの立場を主張するだけでなく互いに一歩引いた冷静な関係が望ましいのかな と思っています。 保育園に対してもしご不満な点がありましたら、苦情解決として地区民生委員や津久見福祉事務所子育て支援係に申しつけ下さい。 |