平成15年2月 園便りより

雪遊び、今年は総勢70名以上… でも今までのノウハウで割とスムーズでした。
    天候などいろいろ気苦労はありますが、子ども達の歓声や笑顔で疲れも吹っ飛びます。

 向洋保育園は、「自由な発想」という保育目標を掲げており、常に新しい試みを積極的に取り入れていこうと考えています。 先日の雪遊び遠足もそのひとつです。
 今回は、初めて雪遊びに行く子も多くみんな楽しみにしていたようですが、前日の大雪に私は、責任者として決行すべきか延期すべきか少なからず悩みました。 しかし現地情報によると快晴・ほぼ無風ということで決断いたしました。 前日の雪のため高速が一部通行止めになっていて行程に少し時間がかかりましたが、現地では思う存分雪遊びを楽しむことが出来て子ども達はとても嬉しそうでした。 森林公園には人工降雪機があるので、もっと遅い時期でも可能なのですが、遊べる広さや雪の質はこの時期が最高ですので思案のしどころです。 雪遊びも阿蘇草千里へ行っていた頃からだと二十年ちかく続いていますが、自然の雪を求めていた時代はとても大変でした。
 自由な発想ということで、この園舎の設計時に鉄道模型コーナーを設置しましたが(鉄道模型のある保育園なんてあまりないだろうなぁ)、今でも子ども達の興味を引きつけているようです。 それに気をよくして事務室と廊下の境の窓に車の模型や近頃ではルパンV世と仲間達の人形も飾ってみたところ、毎日子ども達がしげしげと覗いてくれています。 私が小学生の頃はほとんどの友達が、プラモデルを作ったりしていましたが、今ではテレビゲームにおされて模型を作る子どもが激減しているようです。 手先の器用さは日本が世界に誇れる特色だと思うのですが… 今後も、保育の基本をしっかりと押さえながら、何か面白いこと、子ども達が楽しいと思うことを探して「自由な発想」で保育を行いたいと思っています。
 さて、いろんな家庭環境の方が向洋を利用してくださっていますので、それぞれの環境に合わせた園の対応が必要だと思うのですが、家庭指導という役割も保育園に課せられていますので、園からいろいろと申し上げることもあると思います。
 よろしくご協力お願いいたします。