平成15年12月 園便りより
畑野先生がご結婚され土居先生になられました。 結婚式には昨年受け持った小学校一年生が
駆けつけてくれました。 いつまでもどうぞお幸せに。
日の落ちる時間もめっきり早くなり、夕刻にはもう真っ暗! 園内の照明を点けて保護者の皆さんをお待ちしています、なかなか園舎のライトアップが綺麗です。 今月は、運動会に続く大きな行事「お楽しみ会」を予定しています。衣装や小道具に遊戯の練習など運動会以上に事前の準備に大あらわで、休日前などは衣装作りのために深夜になることもあり、先生方だけでなくそのご家族のご協力に深く感謝しているところです。 先日、研修会で、どのような職種に人気があるのか、どんな仕事を若い人は望んでいるのかというお話を聞く機会がありました。 遊びと生活と仕事が一体となったような職場を求めている人が多く、労働に対する経済的対価(要するにお給料)も大事だが、非経済的対価が無くては仕事を続けることが出来ないというお話でした。 他の人から見ると単調な仕事でもやっている本人が何らかの楽しみを見つけることが出来たり、危険な仕事でもその仕事が他の人からの感謝の対象となると本人が感じた場合を、非経済的対価というのだそうです。 保育所の職員も、運動会に張り切って参加している子ども達の姿を見たり、お楽しみ会での遊戯が上手に出来たとき、保護者の皆さんから行事や保育について前向きの感想をいただいたときなどに「あぁこの仕事をしていて幸せだった」「準備は大変だったけれどよかったなぁ」と思えるのだと思います。 さて、残念ながら近頃少し怪我が多く、職員会議でも議題に取り上げました。 「言ってもすぐに危ないことをする」「連絡帳を書いているときに喧嘩が始まる」…いろんな事を話し合いました。 保育園では怪我が起こらないような配慮が何より求められます。静かに遊べるようにいろんな配慮をしても、静かに遊べない子はまだその発達段階まで達していないのでは、だから、保育士を加配するか小さいクラスと同じように昼寝をさせたりして怪我が起きないように保育の流れ全体を見直していきたいと思います。 また、保育所は子育て支援というサービス業だと私は思うのですが、利用者の要求をかなえることだけがサービスではなく、助言・進言も大切なサービスの一つだとも思っています。 |