平成15年10月 園便りより
青江川(桜ヶ瀬)にピクニックに行きました。 河川敷で美味しいお弁当を食べました。
いよいよ秋本番、各クラスとも運動会の練習に力が入ってきました。 本番が楽しみです。 是非、秋晴れのすがすがしい天気の下で行いたいものです。 私が高校生の時に父から、「お前はどんな人が偉い人だと思う」と尋ねられました。 突然の質問だったのですが、たぶん会社の社長とか、お金持ちではないのだろうと思い、「他人の世話をする人かな?」と答えましたが 父は、「金儲けの話・自慢話・人の悪口・助平な話。そんな話以外の話を真剣に話す人が私には偉い人に見える」と、言いました。 確かに芸術や技術、生き方等々について熱弁を奮う人にはなんだか惹かれるものがあります。 さて先日、日本ボーイスカウト津久見第一団結成四十周年式典が市民会館で行われました。 四十年前、津久見市全域の児童育成活動としていろんな方々の熱意の基に発団したボーイスカウト津久見第一団、父は当初からその指導者として子ども達の指導にあたっていましたし、弟は小学生から隊員として参加し、私も活動と関わってきましたので、この活動が四十年続いてきたことがとても嬉しく感じています。 式典と懇談会には多くの関係者とボーイスカウトOBが参加し、長距離ハイキングでこそっとバスに乗った話や、それこそ同じ釜の飯を食った仲間同士の話に花が咲きました。 ボーイスカウトでは、レギュラーも補欠もなく一人一人が主役で、その活動を通して連帯感と責任感が培われていきます。 今は、個人の時代といわれていますが、集団の連帯感、責任感も大切で、すばらしいものです。 ボーイスカウトといっても現在では女子の隊員も沢山いますし、ボーイの指導者はそれこそ完全ボランティアで、自分の利益になることはないのですが、「今度はこんな活動をしよう」とか、「ハイキングの計画はこうして」等と日々話し合っています。 ボーイスカウト四十周年式典に参加し、昔父が言っていた「偉い人の話」を思い出したところです。 私も、父の言っていた偉い人になりたいと日々思ってはいるのですが、なかなか難しいようです。 |