平成14年10月 園便りより
好きなぬいぐるみを乗せて、さぁ誰が早いかな?
運動会の練習を各クラス楽しみながら行っています。
日の落ちる時間が見る間に早くなって、六時過ぎには外壁灯や廊下の照明を付けて、遅くまでいる子ども達が少しでも寂しくないようにと考えております。 しかし周りが暗くなると子ども達も寂しさを強く感じるようで、保護者どちらかが都合のつく場合は早めのお迎えのご配慮をお願いいたします。 今月は運動会! 各クラスとも遊戯や競技の練習を毎日保育に取り入れていますので、一層毎日がにぎやかに感じられます。 運動会では、いろんな面で保護者の皆さんのご協力をいただきながら子ども達とともに楽しめればと願っています。 もちろん当日良い天気でありますように。… ところで、先月から、北朝鮮の拉致問題が大きく報道されています。 新潟の少女誘拐事件はまだ記憶に新しく、とても卑劣な事件でしたが、それ以上に長期にわたり、また多数の人が拉致された事だけでなく、国を挙げての犯罪行為は奥深い問題です。 昨年九月はアメリカ同時多発テロ事件が起き、年が変わっても心配な事件が続きます。 国内でも、犯罪検挙率が低下し、個人の従法意識も低下しているという新聞記事を目にしました。 自分さえ良ければ少しぐらい他人に迷惑をかけても…という心情が広がると、とても危険ではないでしょうか。 さて、子ども達には喧嘩がつきものですが、年齢を重ねるごとに友達の心情も理解でき、仲間と共に遊ぶ楽しさを覚え、一人一人がみんな違っていながら、共に生きていることを実感・実践して行くのではないでしょうか? ここ数年、他の人との関わりを持つことが苦手な人が増えていると言われます。 私もけっして愛想の良い方ではないと自覚していますが、すれ違う人への会釈、ちょっとした会話等々で、気持ちよく生活できるのではと思います。 大都会では毎日会う人の数が膨大で、人間同士のつながりが軽薄になりますが、津久見という狭い地域だから出来ることではないでしょうか。 保育園職員と保護者の皆さんとの仲も、お互いが立場を理解して一層よりよい関係を築ければと願っております。 |