平成14年9月 園便りより
きく組 待ちに待った「お泊まり会」 みんなで夕食のバーベキュウの準備。
スイカ割りや花火に肝試し…とてもすてきな想い出ができました。
不思議なもので九月の声を聞くと同時に、あの暑かった夏が姿を消して、秋をそこかしこに感じるようになり、夕刻の薄暗くなる時間もどんどん早くなっていますね。 時間といえば、先月末より園庭通用門は時間を決めて施錠するように致しました。 部外者の無断立ち入り、小さい子の飛び出し防止が主な目的ですが、保育室での活動を行っていると遅れておいでた方に気づかずご迷惑をおかけすることになったり、一人の子どもを出迎えるためにクラス全体から担任が目を離すこととなりますので、それらの防止という意味も含めての試みです。 通院等で登園時間が遅くなるのは仕方ないことですが、日々スタートに出遅れるのはいかがなものでしょう。 子ども達が将来どんな才能に恵まれても、人間として集団生活を行う以上、時間を守る生活はとても大切だと思うのです。 子ども達が小学校・中学校と成長するにつれ、嫌でも時間に縛られた生活が待っています。 社会人になれば学生以上に時間の重みが増すことになり、今の時点で時間とうまくつき合う事を学習することが大切だと思っています。 その手助けができるのはご家族だけではないでしょうか。 さて、学校の夏休み期間は、ボランティア月間ということで、将来の職業を決める前にいろいろと体験してみたいと思った高校生がボランティアに応募され、多数保育園を訪れました。 どんな仕事でも楽しさだけでなく色んな苦労がありますが、保育園で子ども達と一緒に過ごす楽しさは体験できたのではと思います。 ボランティアといえば、保育士のお手伝いだけでなく、園舎の裏にある野菜畑の手入れや、子ども達に大人気の鉄道模型(もう一セット以上作れる部品があります)の作成、細々とした大工仕事など趣味を生かしたお手伝いを、いろんな方にお手伝いいただいて、向洋保育園をもっともっと身近に感じていただけたら幸いです。 |