平成14年4月 園便りより

向洋保育園 第53回卒園児  みんな元気で明るい人になってね。
    時々は保育園に遊びに来てね。

 新しい年度を迎え、子ども達も職員にも十四年度に対する期待というものが伺える気がしています。 例年になく年度当初に沢山の入園児を受け入れ、職員も増加しましたので、良く言えば活気に満ちている、見方を変えるとバタバタした四月となりそうです。
 さて、今月号で園便りは四百号となりました。 園便りの発行は、セメント町蓮照寺境内から上青江の園舎に移転した昭和四十三年十二月がスタートでしたので、新園舎となり新しい年度を迎える今月、四百号の節目を迎えることにいっそう深い思いを感じています。 昭和四十三年、私は小学二年生で、同級生も多く、名前と顔がなかなか一致しない人もいましたが、今では青江小学校も一学年二クラスがやっとのようで、少し寂しさも感じています。 しかし人数が少なくなった分、人と人とのつながりがいっそう親密な地域になれる期待もしています。 当時大分へ行くなどはバスで津久見駅まで出てそれから列車で… 年に一度あるかないかの事でしたが、今では自家用車と高速道路で三十分程度で着いてしまいます。 私たちの生活を取り巻く環境はどんどん変化していますが、子育て支援という保育園の大きな役割を今後もしっかり果たしていきたいと思っています。 
 先日行われた園舎落成式でも申しましたが、とても素晴らしい保育園舎ができました。 しかし、この園舎でどの様な保育を行うか、また、地域の方々のご支援をいただけるかがとても重要なことで、職員一同みなさまのご支援をいただけるようがんばりたいと思っております。 
 保護者の皆さんと保育所職員との良いコミュニケーションがあってこそ、子ども達の望ましい保育園になれると思っております。 何でも気軽に職員へ声をかけていただければと願っております。  どうぞ本年度もよろしくお願いいたします。