平成14年3月 園便りより
いっぱい遊んで、いっぱい思い出のある旧園舎で最後の記念撮影。
古い園舎永い間ご苦労様でした。 解体されると思うと寂しいですね。
いよいよ、待ちに待った新園舎での生活が始まります。 保育業務に携わって約二十年。これまでの色んな経験と職員の意見を採り入れながら、敷地・予算などいろんな問題を乗り越えてこの園舎にたどり着きました。 園庭には芝を張って、大きな熱帯魚水槽を設置し、保育室とは別室のホールがあって、3歳未満のクラスには身体に優しい床暖房をと、思い描いた園舎に近づける事が出来ました。 想いが先走って実際は??という箇所もあるかもしれません。 古くても勝手知ったる何とかで、旧園舎が懐かしく感じられる事もあるかもしれません。 身体が建物に馴染むようになるまでには数ヶ月は必要で、遅い時間の保育をどの部屋で行うか、毎朝行っていたマラソンのコースをどうするか、多目的ホールの使い方等々を試行錯誤しながら保育を行っていきたいと思います。 色々と変更することが多く保護者の皆様にはご迷惑をおかけすることが多いとは思いますが、なにとぞよろしくお願いいたします。 建築工事の進む中、小さな変更を多数いたしましたが、建築会社の小代築炉工業さんには本当に良くしていただき、保護者の皆さんから記念樹も戴きました。皆様には深く感謝申し上げます。 さて、保育園にとって三月は締めくくりの月、きく組にとっては最後の一ヶ月、ほんの短い期間でもみんなが新園舎を体験して卒園する事が出来嬉しく感じております。 他のクラスもそれぞれ進級に向け忙しい時期なのですが、新しい環境に慣れるのに時間を食われそうです。 この一年を振り返って子ども達の成長には本当に驚かされ、一人一人が身体的・精神的に本当に成長したと感じています。 保護者の皆さんには本当にお世話になりました。 とても広い園舎なので、職員も子ども達も運動量がかなり増えますし、園舎に相応しく、我々職員も初心に戻り保育内容で良い評価を戴くよう頑張る所存です。 |