平成13年6月 園便りより
誕生会! 石井先生がマジシャンに変身。 みんな真剣な顔ですね。
梅雨の季節がやってきました。 うっとうしい季節ですが、雨の合間の青空はまた格別ですね。 先月は、小泉内閣が誕生し国会の様子がTVのワイドショーでも放映されるほどの注目度で、首相の演説は「保育所待機児童の解消」と保育の問題が取り上げられ、保育関係者からも注目されています。 都市部では保育所待機児童(入園申込をしても入れない状態)の問題が大きいのですが、県下大部分の地域では過疎化が急速に進み、入園者が一桁の園もある状態です。 地域に根ざして子ども達と共に歩んでいる保育園の灯が消えていくことはとても寂しく感じます。 根本的な過疎対策の切り札として何か無いものでしょうか? さて、梅雨といえば食中毒の季節、給食担当は普段にまして気を遣います、ご家庭でも、お箸・コップの清潔保持に気を付けていただきたいと思います。 向洋では三歳以上児にも主食を提供して、四年目となりましたが、家庭からご飯を持参するとどうしても炊きたてのご飯よりも不衛生になりかねません。 全国の保育所が主食の提供が出来るように国の方針が変わるよう願ってやみません。 食中毒はとても怖いものですが、乳幼児の死亡原因のトップは、不慮の事故。 しかも家庭内での発生が多く、時間帯は午後七時から九時の間がピークとなっています。 一家団欒、保護者が油断しているときの事故が多いという大分県の調査結果が出ています。 新聞紙を踏んで滑りテーブルの角で頭を強打・電気ポットのコードを引っ張って大やけど等々、意外に居間での事故発生が多くて家庭内の他の場所を大きく上回っています。 保育所での事故発生も近年の入園者の増加を反映して全体の三パーセントに達しています。 梅雨の季節、室内で遊ぶことが多くなり怪我が起きる可能性も… 食中毒と共に怪我に対しても注意を怠らないようにしたいと思います。 |